新型のグリルはフツーと違う!? BMW M2クーペ、発表間近プロト車両を目撃

BMW M2クーペ プロトタイプ(スクープ写真)
BMW M2クーペ プロトタイプ(スクープ写真)全 22 枚

BMWのコンパクト2ドアクーペ『2シリーズ』の頂点に君臨する最強モデル、『M2クーペ』新型の最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

BMWは、今後多数の新型「M」モデルを導入予定だが、中でも新世代のM2クーペは、2022年に登場予定のガソリンエンジン車で最も期待されるプレミアムモデルの1台とされている。

捉えたプロトタイプは、フロントエンドのカモフラージュがかなり削ぎ落とされ、フィンを備えるスクエアの大型エアインテークや、シームレスに統合されたいくつかの給気口が配置されているのがわかる。キドニーグリルは未完成のようだが、最新情報によると、M2エンブレムが付けられる垂直スリットを配置。現行型より角張ったデザインが採用され、通常の2シリーズと差別化されるという。

BMW M2クーペ プロトタイプ(スクープ写真)BMW M2クーペ プロトタイプ(スクープ写真)

また「M240i」では、フロントフェンダーとリアフェンダーの幅が広くなっているが、M2ではよりワイド化される。そのほかの変更では、ブラック仕上げの19インチマルチスポイラーホイールを標準装備、トランクリッドスポイラー、より際立つディフューザー、円形クワッドエキゾーストパイプが確認できる。

キャビン内では、「iDrvie8」を搭載するデジタルインストルメントクラスターと、インフォテインメントタッチスクリーンを収める湾曲した1面ガラスパネルが配置される。「M2コンペティション」では、カーボンファイバーバケットシートが採用予定だ。

BMW M2クーペ プロトタイプ(スクープ写真)BMW M2クーペ プロトタイプ(スクープ写真)

パワートレインは、『M3セダン』や『M4クーペ』の3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンのデチューンバージョンを搭載。最高出力は410ps~420ps、M2コンペティションでは450ps~470psを発揮し、6速マニュアル、または8速オートギアボックスと組み合わされる。駆動方式は、後輪駆動となることはほぼ確定だが、全輪駆動の「M xDrive」が提供されるか注目だ。

M2クーペ新型は2022年12月から生産が開始される予定で、今後数か月以内に公式プレミアが行われると思われる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る