トヨタ『bZ4X』、外出先や自宅での充電をサポート 2022年後半米国発売予定

bZ4Xと充電器「ChargePoint HomeFlexLevel2」
bZ4Xと充電器「ChargePoint HomeFlexLevel2」全 3 枚

トヨタ自動車の米国部門は3月22日、新型EV『bZ4X』の2022年後半の米国発売に向けて、充電ネットワークの「ChargePoint」と提携し、自宅や外出先での充電ソリューションを顧客に提供すると発表した。

自宅での充電の場合、bZ4Xの顧客はトヨタの販売店やChargePointから、「ChargePoint HomeFlexLevel2」と呼ばれる充電器を購入することができる。この充電器はWi-Fiに対応しており、屋内や屋外に設置できる。長さ7mの充電ケーブルが付属し、標準のコンセントの最大9倍の速度でEVを充電できる。 bZ4Xの場合、1時間で最大40kmの航続に必要なバッテリー容量を充電することが可能だ。

また、ChargePointは、北米全体にレベル2およびレベル3のDC急速充電ネットワークを構築している。bZ4Xのドライバーは、北米の充電スポットの80%以上にアクセスできる。また、bZ4Xのドライバーは、トヨタアプリで充電ステーションをすばやく見つけ、充電し、料金を支払うことができる。

bZ4Xの米国仕様には、前輪駆動とAWDの2種類が設定される。前輪駆動の場合、フロントに置かれるモーターは、最大出力204hpを発生する。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は71.4kWhとした。1回の充電での航続は、最大402kmを想定している。

AWDの場合、フロントとリアにそれぞれ、最大出力108hpを発生するモーターを搭載する。システム全体でのパワーは、218hpとした。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は72.8kWhだ。

《森脇稔》

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