福井県並行在来線準備株式会社は3月28日、新社名を「ハピラインふくい」、路線の愛称名を「パピライン」に内定したと発表した。
2020年8月に設立された福井県福井市に本社を置く同社は、2023年度末に予定されている北陸新幹線敦賀延伸時にJR西日本から経営分離される、北陸本線大聖寺~敦賀間約84kmの運行や駅の運営、車両、施設の保守管理を担う第3セクター鉄道で、現在、開業に向けて社員の採用や育成を進めている。
社名は、2021年12月から2022年1月にかけて行なわれた公募により決定したもので、増資が行なわれる夏頃から使用される予定。
同時に増資も予定されているが、北陸新幹線の建設主体である独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)からは、3月10日付けで6憶2000万円の出資を受けることが決まっている。