ガソリン価格、週明けに値上がり?…レギュラー162.2円/Lで前日比プラス イードe燃費しらべ

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「e燃費」(運営:イード)が収集した3月31日のガソリン購入平均価格は、レギュラーが162.2円/リットルで前日比0.1円のプラスだった。31日以降、補助金が18.6円/リットルから25円/リットルに引き上げらたが、小売価格にはまだ反映されていない。

イードが運営するガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」で集計したデータによると、31日のレギュラーガソリンの全国平均購入実売価格は162.2円/リットル(前日比+0.1円)、ハイオクは172.6円/リットル(前日比−0.2円)、軽油は138.3円/リットル(前日比+0.7円)となった。※集計データが増えることによりe燃費の数値はさかのぼって変動する場合がある。

レギュラーと軽油は前日比で価格を上げたが、ハイオクは直近1か月で最安値となっている。またレギュラーは、この後、週末をはさんで毎週月曜日に値上がりする傾向にある。

政府(経済産業省)による「コロナ下における燃料油価格激変緩和対策事業」では、3月31日~4月6日の補助金支給単価が25円/リットルとなっている。それまでの18.6円/リットルから引き上げられ、元売り事業者、小売事業者は31日から順次、価格に反映させることになるが、e燃費によるとレギュラーガソリン価格は購入価格(実売価格)、小売価格(看板価格)とも上昇した。実際の小売価格は、補助金に加え、店舗の経営状況や競争条件などにも影響を受けており、店舗の在庫量によっては、小売価格への反映にタイムラグが出る。

いっぽう資源エネルギー庁は、補助金がなかった場合の4月4日時点でのレギュラーガソリン全国平均小売価格を、203.8円/リットルと予想している。補助金をフルに小売価格抑制に転嫁したとして178.8円/リットルになる。資源エネルギー庁しらべの3月28日時点での小売価格実績から4.8円の値上げだ。

なお、購入価格(実売価格)の平均値は、小売価格(看板価格)の平均値より安くなる。消費者の実際の購入にあたっては、より安い価格が指向されるためだ。


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《高木啓》

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