グレカーレを通じてマセラティの世界に親しむ…東京・代官山でお披露目 4月3日まで

マセラティ グレカーレ
マセラティ グレカーレ全 8 枚

マセラティは4月1日から3日まで、グローバルデビューしたばかりのSUV『グレカーレ』をはじめとした計3台の最新型マセラティを、東京・代官山T-SITE GARDEN GALLERYに展示している。

【画像全8枚】

グレカーレは、昨年11月ごろに発表予定だったが、より熟成し完成度を高めたいという意向から、3月22日に世界発表された。そのクルマが早くも日本の地を踏んだのである。

日本での正式発表はもう少し後になるが、いち早く日本のユーザーやファンに見てもらいたいと、今回のイベントが企画された。マセラティジャパン代表取締役社長のグレゴリーK.アダムズ氏によると、「『MC20』の発表の際は割と小規模で我々の顧客をメインに発表会を行った」。しかし、グレカーレの場合、「コンセプトが“The Everyday Exceptional(毎日が格別)”ということから、もう少しオープンで、かつ若い人達や女性にもマセラティというブランドに親しんでもらい、また、グカーレについてよく知ってもらえるようにしたい」と今回の企画意図を語る。

その上で、「代官山T-SITEはセンスのあるおしゃれでハイソサエティな方々が足を運ぶ場所なので、とても良いと考えた。また、新時代のマセラティを見せる場として、モダンでオープンでカラフルであることが大きなポイント」という。狙いとしては「これまでは敷居が高いと思われていたがここはそんなことはなく、明るくて気軽に入りやすく、またキッズ向けプレイコーナーなども用意しているので、じっくりとマセラティがどういうブランドなのかを感じてもらいたい」と述べる。また、「デジタル時代ということもあり、Instagramなどでより“バエる”ような雰囲気も考えて演出をしている」と、まずはマセラティの世界を知ってほしいと強くアピール。グレカーレも明るいイエローのボディカラーで、「より親しみやすく感じてもらえるだろう」とコメントした。

会場にはマセラティのグッズ類の販売のほかパートナー会社とコラボレーションし、エルメネジルド・ゼニアやフィレンツェ発の自然派フレグランス/コスメティックブランドのドット―ル・ヴラニエス、また、MC20やグレカーレのオーディオシステムとして採用されている、ソナス・ファベールのスピーカーの視聴なども可能だ。こういった視点からマセラティを軸としたライフスタイルも提案している。

そのほか、『レヴァンテGT』の日本限定仕様車、『レヴァンテネロ・インフォニート』やカスタマイズプログラム“フォーリセリエ”で特別仕様を施した『クアトロポルテ』が展示されている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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