【スズキ GSX-S1000GT 試乗】ロングツーリング派はぜひオプションを組み合わせて…小鳥遊レイラ

フルカウルになったことで迫力のあるスタイルに

スズキでは初となる大型フルカラー液晶メーターを採用

ザ・ツアラーな雰囲気を引き立たせるオプションが充実

スズキ GSX-S1000GTと小鳥遊レイラさん
スズキ GSX-S1000GTと小鳥遊レイラさん全 24 枚

今回、乗ったのはスズキの新型ツーリングマシン『GSX-S1000GT』です。

【画像全24枚】

車体色はトリトンブルーメタリック、リフレクティブブルーメタリック、グラススパークルブラックの3色があるのですが、今回乗ったトリトンブルーメタリックは『GSX-R1000R』や私が普段乗っている『GSX250R』と同じような鮮やかなブルー。そのスポーティな色合いが既存のツアラーイメージよりも新鮮な感じで目に映り、かなり気に入りました。「東京モーターサイクルショー2022」でも実車が展示され、まじまじと見ている方も多かったですね。

フルカウルになったことで迫力のあるスタイルに

スズキ GSX-S1000GTスズキ GSX-S1000GT

基本的にエンジンなどはネイキッド版である『GSX-S1000』と一緒ですが、フルカウルになったことで全長・全幅・全高が一回り大きくなっています。カウルや電子装備などが増えたことで車重も12kgほど重くなりました。実際にこの目で見ても、1000ccツアラーマシンということで、それなりに大きさが感じられる迫力を持っています。

そんなわけで跨ってみると、身長160cmで女性である私の場合だと両足のつま先がようやく着く感じで足着きはそれなりにハード。ライディングポジション全体も、やっぱりちょっと大きく感じられてしまいます。

ステアリングに手を伸ばすと、GSX-S1000同様ちょうどギリギリな感じでヒジが伸びきってしまうんですよね。ここはもう少しヒジを緩く曲げられるのがポジション的には理想ですね。身長170cm以上のライダーに一番しっくりポジションかなという印象でした。もっとも、リッターツアラーにしては車重が軽めなので、私でもなんとか乗れてしまうところは流石です。

スズキでは初となる大型フルカラー液晶メーターを採用

スズキ GSX-S1000GTスズキ GSX-S1000GT

跨ってメインスイッチを入れると、最初に感動するのがスズキでは初だという大型フルカラー液晶メーターの大きさです。ナビモニターのように大きなサイズでとにかく見やすく、実際にスマートフォン連携でマップ画面も表示できるというのが魅力的です。メーターの横に旅するバイクには必須のUSBソケットが付いているのも嬉しいですね。また、ネイキッド版には無かったクルーズコントロールも最近のツアラーには必須ということで、このGSX-S1000GTでは装備されています。

さて、走ってみて特に感じたこのマシンの特徴は、A・B・Cと3段階あるライディングモードの性格の違いでした。一番スポーティなAモードは、ちょっとツアラーには鋭すぎるくらいシャープ。BかCモードが私としては乗りやすく感じました。

ツアラーとして使うなら一番マイルドなCモードでゆっくり走るのが似合う気がします。ネイキッド版のGSX-S1000だとどのモードもそれぞれに合っていて楽しかったのですが、同じエンジンを使っていてもストリートファイターとツアラーという使い方によってモードの好みが分かれてくるのが、私としては不思議に感じました。

実際Aモードのシャープな走りの方が好きな人もいると思うので、オーナーの好みによってそのときどきで走りのモードを選べるのは大きなメリットですよね。足着きが多少厳しくても地面から足が離れている時間の方が圧倒的に長いことを考えると、普段は250ccの小排気量に乗っている私ですが、ロングツーリングではこんなマシンで旅する方が快適で楽なんだろうなあと実感しました。

ザ・ツアラーな雰囲気を引き立たせるオプションが充実

スズキ GSX-S1000GT 試乗風景スズキ GSX-S1000GT 試乗風景

なお、このGSX-S1000GTには純正オプションも充実。旅で使うことに徹するなら、ぜひともパニアケースは装着しておきたいところ。スタイルもこれぞザ・ツアラーといった雰囲気になってくれます。他に私が装着したいと思ったのはグリップヒーター。残念ながら標準装備ではないのですが、ロングツーリングでは結構気温の上下が大きな場面に遭遇したりします。それに山の上まで行くと、防寒グローブに変えるほどでもないんだけどちょっと寒いなんてときもグリップヒーターは大活躍してくれます。

また、走行風をもっと強力に防いでくれるハイスクリーンもあります。今回はノーマルスクリーンでも十分に高速道路での風にも効果を発揮してくれましたが、ロングツーリング派は最初からハイスクリーンにしておいた方が強風時のために安心かもしれませんね。このように各種純正オプションを組み合わせて、バイクでの旅を楽しんでみて下さい。

■5つ星評価
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★
コンフォート:★★★★
足着き:★★★
オススメ度:★★★★

小鳥遊レイラ|愛称:ことりちゃんレースクイーンに憧れてモータースポーツ業界へ。しかしMOTOR STATION TVでの出演をきっかけに走る方に目覚めてしまい、いきなり大型二輪免許を取得。現在では2輪4輪共にサーキットを走り、2019年に4輪のレース参戦のためJAF国内A級ライセンスを取得。2021年にMFJロードレース国内ライセンスを取得して、2輪・4輪両方でレース参戦。ストリート走行からサーキット走行まで楽しむモータースポーツ女子。身長は160cm。

《小鳥遊レイラ》

小鳥遊レイラ

小鳥遊レイラ|愛称:ことりちゃん レースクイーンに憧れてモータースポーツ業界へ。しかしMOTOR STATION TVでの出演をきっかけに走る方に目覚めてしまい、いきなり大型二輪免許を取得。現在では2輪4輪共にサーキットを走り、一昨年に4輪のレース参戦のためJAF国内A級ライセンスを取得。先日、MFJロードレース国内ライセンスを取得して、今年は2輪でもレースに参戦予定。イベントMCから2&4輪の耐久レース参戦まで楽しむモータースポーツ女子。身長は160cm。

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