メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は4月7日、2022年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は50万1600台。前年同期比は15%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
全販売台数50万1600台のうち、メルセデスベンツ乗用車ブランドは、49万5200台を販売した。前年同期比は15%減と、マイナスに転じた。
第1四半期の市場別実績では、欧州が15万1000台を販売した。前年同期比は14%減と、2年ぶりに減少した。このうち、地元ドイツは5万0600台を売り上げた。前年同期比は7%減と、引き続き前年実績を下回る。
中国は第1四半期、19万2700台を販売した。前年同期比は14%減と、マイナスに転じた。米国は6万2300台を販売し、前年同期比は20%減と後退している。
日本は第1四半期、1万2787台を販売した。前年同期比は8.3%減だったものの、輸入車ブランドの販売台数首位の座を維持している。
また、2022年第1四半期の世界新車販売で、最も売れたメルセデスベンツ車は『GLC』。10万0400台を販売している。
メルセデスベンツの2021年の世界新車販売台数は242万7686台。前年比は4%減と、2年連続で前年実績を下回った。