フェラーリ『プロサングエ』、ブランド初のSUVか…電動化技術搭載へ

フェラーリ・プロサングエ のティザー写真
フェラーリ・プロサングエ のティザー写真全 6 枚

フェラーリ(Ferrari)は4月13日、「サステイナブルレポート」において、2022年内に生産を開始する予定の新型車の『プロサングエ』(Ferrari Purosangue)の新たな情報を発表した。

プロサングエとは、「サラブレッド」や「純血」を意味する。フェラーリ初のSUVのネーミングとして、プロサングエが使用されると見られている。

フェラーリは現在、リアミッドエンジンアーキテクチャと、フロントミッドエンジンアーキテクチャの2種類を擁している。このうち、プロサングエには、フロントミッドエンジンアーキテクチャを採用するという。

フロントミッドエンジンアーキテクチャは、『812スーパーファスト』や『812GTS』に搭載されている。トランスアクスルレイアウトのパワートレインでもあり、ボディサイズの点でGTカーに最適、とフェラーリは見ている。このアーキテクチャは、全輪駆動パワートレインに対応でき、ハイブリッド化を可能にし、ホイールベースの長さを柔軟に変えられるためだ。

フェラーリは、プロサングエによって、電動化やトラクション性能、フル4シーターを可能にするユーティリティなどの面で、新境地を提示する、と自負する。ボディスタイルも、既存のフェラーリとは大きく違う、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
  4. 雨天・高速走行時の浮き上がりを防ぐ! ダイハツ『エッセ』など4車種用「スポーツエアロワイパーブレード」を発売
  5. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る