BMW X7 改良新型に「M」、530馬力ツインターボ搭載…欧州発表

0~100km/h加速は4.7秒

Mモデルらしいスポーティな内外装

Mスポーツディファレンシャル

BMW X7 改良新型の「M60i xDrive」
BMW X7 改良新型の「M60i xDrive」全 10 枚

BMWは4月13日、改良新型『X7』(BMW X7)の高性能グレードとして「M60i xDrive」を欧州で設定すると発表した。従来の「M50i」の後継グレードになる。

写真:BMW X7 改良新型の「M60i xDrive」

◆0~100km/h加速は4.7秒

M60i xDriveグレードには、直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。Mパフォーマンスのツインパワーターボテクノロジーを導入しており、力強い出力特性を実現する。クロスバンクエキゾーストマニホールドも採用した。

このエンジンは最大出力530hp/5500~6000rpmを獲得する。最大トルクは76.5kgm/1800~4600rpmで、幅広い回転域で最大トルクを得られる特性とした。0~100km/h加速4.7秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。

トランスミッションは、パドルシフト付きの8速AT「ステップトロニック・スポーツ」で、走行状況に応じてシフトタイミングを正確かつ俊敏に制御する。最新の48ボルトのマイルドハイブリッドシステムを組み込んだ。モーターは、最大出力12hp、最大トルク20.4kgmを引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。駆動方式は4WDの「xDrive」だ。

BMW X7 改良新型の「M60i xDrive」BMW X7 改良新型の「M60i xDrive」

◆Mモデルらしいスポーティな内外装

フロントマスクを大幅に変更した。ヘッドライトは上下に2分割され、上側にスリムなデイタイムランニングライト兼ウインカー、下側にアダプティブマトリックスLEDヘッドライトを配置した。M60i xDriveには、「アイコニック・グロー」と呼ばれる光るキドニーグリルが標準装備されている。

リアはテールランプのデザインを小変更する。テールランプは立体的なデザインとなり、サイドグラフィックも新しい。左右のテールランプを、クロームのストリップでつないでいる。アルミホイールは21インチが標準だ。BMWのメーカー純正オプションとして初めて、23インチの「BMWインディビジュアル」アルミホイールを用意した。

M60i xDriveには、「Mスポーツパッケージ」を標準装備した。前後バンパーやサイドスカートが、Mデザインになる。ドアミラーは、空力性能に配慮した専用デザインだ。ルーフレールやサイドウィンドウサラウンド、エアブリーザーなどには、ハイグロスブラック仕上げが施される。リアには、台形のエキゾーストテールパイプフィニッシャーが装備された。ボディカラーには、専用色のMマリーナベイブルーが設定されている。

インテリアは、Mのロゴ入り照明付きドアシルプレート、Mレザーステアリングホイール、アンスラサイトのMヘッドライナー、ステンレス製Mペダル&フットレストなどを装備している。

BMW X7 改良新型の「M60i xDrive」BMW X7 改良新型の「M60i xDrive」

◆Mスポーツディファレンシャル

M60i xDriveには、Mスポーツディファレンシャルとインテグラル・アクティブ・ステアリング、アクティブ・ロール・スタビライザーを備えたエグゼクティブ・ドライブ・システムを標準装備した。Mスポーツディファレンシャルは、リアディファレンシャルに一体化された電子制御式の無段階可変ロック機能を採用し、トラクションとコーナリング性能を向上させる。

インテグレーテッド・アクティブ・ステアリングは、車速や走行状況に応じて前輪の切れ角を可変制御するアクティブ・ステアリングに、後輪操舵機能を組み合わせたシステムだ。

車速が60km/h以下では、後輪を前輪とは逆の方向に操舵することで、最小回転半径を小さく抑え、狭いスペースへの駐車や細い道での転回などを支援する。60km/h以上では後輪を前輪と同じ方向に操舵することで、コーナリングや高速道路でのレーンチェンジなど、走行安定性を高める、としている。

《森脇稔》

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