JR東日本が自社エリア相互間の普通回数券を廃止…障害者用と通学用は継続 9月30日限り

ICカードの普及が進み、風前の灯となりつつある回数券。JR東日本ではICカードのみ対応の改札機が増えている。
ICカードの普及が進み、風前の灯となりつつある回数券。JR東日本ではICカードのみ対応の改札機が増えている。全 1 枚

JR東日本は4月26日、普通回数乗車券の発売を9月30日限りで終了すると発表した。

JR東日本では、在来線を同一運賃区間で同一月内に10回利用すると運賃1回分相当、月11回以上の利用で1回ごとに運賃10%相当のJRE POINTを付与するSuicaのリピートポイントサービスを実施しているが、この普及が進んだとして、自社エリア相互間の普通回数券全廃に踏み切ることになった。

ただし、身体障害者割引、知的障害者割引、通学用割引を適用するものは継続して発売する。また購入済みのものは、10月1日以降も有効期間まで利用できる。

同様の措置はJR西日本が2021年10月にICOCAエリアの主要区間を対象に実施しており、これに伴ない、ICOCAの利用ポイントを利用額の10%から15%に引き上げている。


《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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