HALの学生がデザインした「アイガモロボ」初公開…水田を自律航行する抑草ロボット

有機米デザイン代表の山中大介氏、取締役の中村哲也氏と、デザインした中村哲さん(中央)
有機米デザイン代表の山中大介氏、取締役の中村哲也氏と、デザインした中村哲さん(中央)全 6 枚

専門学校HALの学生がデザインした自動抑草ロボット「アイガモロボ」のプロトタイプが初公開された。

アイガモロボは有機米デザインが研究・開発を進める自動抑草ロボットだ。水田を自律航行して泥を巻き上げることで、水面下にある雑草の生長を抑制。除草作業の省力化、有機農業の面積拡大、生産性向上に寄与する製品として、来年度以降の発売を予定している。

今回、有機米デザインは、HAL東京・HAL大阪・HAL名古屋3校のカーデザイン学科学生を対象とした産学連携プロジェクトにより、アイガモロボの新デザインを決定。クルマをはじめとしたプロダクトデザインを学ぶ、HALカーデザイン学科の学生たちが考案した30作品を、元・日産自動車エンジニアで有機米デザイン取締役の中村哲也氏をはじめ、プロや農家の人たちが審査。その結果、金賞に輝いた中村哲さんのデザインが実際に販売される「アイガモロボ」のデザインとして採用されることとなった。

中村哲さんのデザイン「ぺたんかも」は、ぺたんとして眠そうなぬいぐるみをモチーフに、「一生懸命頑張って泳いでるね、可愛いね」と思い、みんなが元気の出るデザインとした。審査では「愛されて日本全国の圃場に浮かんでいるイメージにピッタリ」との意見で一致し、金賞受賞となった。


《纐纈敏也@DAYS》

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