ボルボカーズ、オンライン販売を加速…EVのトップブランド目指す

ボルボカーズのEV『C40リチャージ』と「carwow」への戦略的投資のイメージ
ボルボカーズのEV『C40リチャージ』と「carwow」への戦略的投資のイメージ全 1 枚

ボルボカーズ(VolvoCars)は4月26日、ベンチャーキャピタル部門のボルボカーズ・テックファンドを通じて、自動車売買のためのオンラインマーケットプレイス大手の「carwow」に戦略的投資を行った、と発表した。

carwowは、新車購入や現在乗っている車のオンライン売却を支援する欧州有数のプラットフォームとして、近年大きな成長を遂げ、現在、英国、ドイツ、スペインにおいて、新車のオンライン販売でマーケットリーダーの一角を占めている。YouTubeの自動車関連チャンネルは、600万人以上の登録者を数える。

ボルボカーズは、今回の投資を通じて、オンライン販売、顧客獲得、コンテンツ制作などの分野で、知見を得ることができ、オンラインと顧客との直接的な関係へのシフトに役立てることができるという。また、この投資は、ボルボカーズとcarwowの既存のパートナーシップの次のステップになる。このパートナーシップには、ボルボカーズのサブスクリプションサービスに関する協力や、ボルボカーズとその小売パートナーへのトラフィックと販売誘導が含まれている。

ボルボカーズのオンライン販売への取り組みは、何百万人もの消費者と直接関係を持ち、急成長するプレミアムEVの分野でグローバルリーダーとなることを目指す上で不可欠という。オンライン販売戦略は、変化する消費者行動と業界トレンド、そして2030年までにEVのトップブランドになるという目標に基づくものだ。

ボルボカーズは、オンライン販売と顧客との直接的な関係を重視し、オンラインストアを通じて、透明性の高い価格と製品情報、納期を明確にし、ボルボの製品やサービスの注文にシンプルで手間のかからない体験を提供することに取り組んでいる。


《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. ジープ『レネゲード』2027年モデルに注目集まる…6月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る