特急ロマンスカー対応ホームドアを整備へ…5000形は3編成増備 小田急設備計画

3編成が新造される小田急の最新通勤用車両5000形。
3編成が新造される小田急の最新通勤用車両5000形。全 6 枚

小田急電鉄(小田急)は4月28日、2022年度の鉄道事業設備投資計画を発表した。

総額263億円を投じる今回の計画では、本厚木駅(神奈川県厚木市)1・2番線ホームに同社で初めて特急ロマンスカーに対応したホームドアを導入する。

小田急のホームドア。写真は2021年度に導入された登戸駅のもの。小田急のホームドア。写真は2021年度に導入された登戸駅のもの。

また、通勤型の5000形を3編成新造し1000形を置き換えるとともに、3000形3編成がリニューアルされ、制御装置の省エネ化、圧縮空気の品質を向上させるオイルフリーコンプレッサーの導入、各車への車椅子・ベビーカースペースの設置などが図られる。

3編成がリニューアルされる3000形。3編成がリニューアルされる3000形。5000系の増備によりさらに縮小する1000形。写真は3月に引退したワイドドア車。5000系の増備によりさらに縮小する1000形。写真は3月に引退したワイドドア車。

このほか、耐震補強対策として、町田~相模大野駅間の横浜線跨線橋と境川橋梁、渋沢~新松田駅間の第1四十八瀬川(しじゅうはっせがわ)橋梁などの橋脚強化工事に着手。2025年度までの完了を目指して参宮橋・海老名・渋沢各変電所の受変電設備更新も開始する。

受変電設備の更新が開始される神奈川県海老名市内の海老名変電所。受変電設備の更新が開始される神奈川県海老名市内の海老名変電所。耐震補強される神奈川県秦野市内の第1四十八瀬川橋梁。耐震補強される神奈川県秦野市内の第1四十八瀬川橋梁。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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