スバル『ソルテラ』、米国はAWDのみ…今夏発売予定[詳細写真]

スバル・ソルテラ(米国仕様)
スバル・ソルテラ(米国仕様)全 20 枚

SUBARU(スバル)の米国部門は4月25日、新型EVの『ソルテラ』(Subaru Solterra)を今夏、米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は、4万4995ドル(約575万円)に設定している。

ソルテラは、EV専用プラットフォームの「e-SUBARUグローバルプラットフォーム」を採用した第一号車だ。Cセグメントクラスに属する電動SUVとなる。e-SUBARUグローバルプラットフォームは、スバルとトヨタが共同開発した。フロント、センター、リアなど数種類のモジュールやユニットを組み合わせることで、さまざまなバリエーションのEVを効率的に展開することを可能にするプラットフォームだ。

ソルテラの米国仕様車は、AWDモデルのみとなり、日本などの市場向けのFFモデルは用意されない。AWDモデルのEVパワートレインは、前輪と後輪をそれぞれ別のモーターで駆動する新システムとなる。前後に搭載されるモーターは、システム全体で215hpのパワーと34.4kgmのトルクを発生する。EVならではの構造として、車体下部に大容量バッテリーを搭載した。そのバッテリーを骨格の一部としても活用することで、低い重心高と、高いボディ強度・剛性を追求している。バッテリーはリチウムイオン。米国仕様の場合、EPA(米国環境保護局)認定の航続は、最大およそ367kmに到達する見通しだ。


《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る