ブレーキパッドの正しい慣らし方…性能を高める[カスタムHOW TO]

正しいブレーキパッドの慣らしで性能を高める! 実は乗るたびに慣らしが必要な理由とは?
正しいブレーキパッドの慣らしで性能を高める! 実は乗るたびに慣らしが必要な理由とは?全 1 枚

ブレーキパッドには慣らし運転が必要。最近のパッドは焼いてあるから不要という話もあるが、それでも慣らし運転をして悪いことはなにもない。しかも、じつは毎日慣らしをしたほうがいいかもしれない。

ブレーキパッドはさまざまな繊維と樹脂をプレスして、高温で焼いてできている。サーキット走行やレース用のパッドは、その主成分が鉄分になり、熱に強くなっている。どちらも製造時には高温で焼いてあるが、スポーツパッドならクルマに取り付けて強めのブレーキを繰り返す「焼き入れ」をすることで、内部の樹脂が焼けることによって出るガス(煙)を出す。この作業が必須と言われていた。

パッドが高温になると、内部からガスが発生する。このガスによってブレーキローターからパッドが浮いてしまう。浮いてしまうからまったく効かなくなってしまう。これがフェード現象と呼ばれるもの。峠道で突然ブレーキが効かなくなってしまう原因はフェード現象であることが多い。

●焼きを入れる慣らしでパッドは成長する
●慣らしのもうひとつの意味は被膜を作ること

本文(Mycar-life)へ https://www.mycar-life.com/article/2022/04/27/24395.html

《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

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