【F1 マイアミGP】フェルスタッペンが今季3勝目…フェラーリはダブル表彰台を獲得

F1マイアミGP
F1マイアミGP全 9 枚

マイアミインターナショナルサーキットで8日(現地時間)、F1第5戦マイアミGPの決勝レースが行われ、3番手スタートから9周目にトップに立ったマックス・フェルスタッペンレッドブル)が、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とのバトルを制して今季3勝目を飾った。

初開催のマイアミGPは、フロリダ州マイアミ郊外に新設されたマイアミインターナショナルサーキットを舞台に開催された。前日に行われた公式予選ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得。カルロス・サインツ(フェラーリ)が2番手となり、フェラーリがフロントローを独占した。3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、4番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)でレッドブルがセカンドロー。以下バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)と続いた。

決勝レースは57周。スタートでフェルスタッペンが2位に浮上し、タイトル争いをするルクレールとの一騎打ちの状況になった。トップのルクレールと2位のフェルスタッペンは後続を引き離しながらバトルを繰り広げ、9周目、フェルスタッペンがついにトップに立った。

その後フェルスタッペンは徐々にルクレールを引き離しながらトップを快走。24周目には4.7秒にまでその差が広がっていた。その周にルクレールはピットインを行い、タイヤをミディアムからハードに交換。フェルスタッペンは26周目にピットインし、タイヤをミディアムからハードに交換した。2台のピットイン後はその差が7秒にまで拡大。フェルスタッペンとルクレールはほぼ同じペースで走行し、差は縮まりも広がりもしない膠着状態が続いた。

41周目、ランド・ノリス(マクラーレン)とピエール・ガスリー(アルファタウリ)が接触し、コース上にマシンが止まったためVSC(バーチャルセフティーカー=一定速度で各車両の間隔を保って走行)が出された。このタイミングで4位ペレスがピットインを行い、タイヤをミディアムに変えて順位を保ったままコースに復帰。フェルスタッペン、ルクレール、サインツの上位3台はピットインせずにそのまま走行していたが、その後コース上はセフティーカーランに変わり、各車、差がない状態となった。

4位ペレスがタイヤ的に有利な状態で、47周目にリスタート。しかしペレスはサインツを抜くことができず、フェルスタッペンとルクレールが後続との差を広げながらトップ争いをする展開となった。ルクレールは1秒以内の差でフェルスタッペンを追い何度かバトルを仕掛けたが、残り4周、フェルスタッペンはファステストラップを連発しルクレールとの差を徐々に広げチェッカー。今季3度目、自身23度目となる優勝を飾った。

2位は現在ランキングトップのルクレール。タイトル争いはルクレールが104ポイント、フェルスタッペンが85ポイントとなり、27ポイントあった差は19ポイントまで縮まった。

3位は終盤のペレスの猛追から逃げ切ったサインツで、フェラーリは今季3度目となるダブル表彰台を獲得した。

角田裕毅(アルファタウリ)は9番手スタートから徐々に順位を落とし、誰よりも早い11周目にピットイン。これで大きく順位を落とし再浮上に苦労したが、残り5周で16位から13位にまで浮上。他車のペナルティでひとつ順位が繰り上がり、12位の結果となった。

次戦、F1第6戦はスペインGP。カタロニアサーキットを舞台に5月20日~22日の日程で開催される。

■マイアミGP 決勝レース結果

1. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2. シャルル・ルクレール(フェラーリ)
3. カルロス・サインツ(フェラーリ)
4. セルジオ・ペレス(レッドブル)
5. ジョージ・ラッセル(メルセデス)
6. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
7. バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
8. エステバン・オコン(アルピーヌ)
9. アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
10. ランス・ストロール(アストンマーチン)
11. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
12. 角田裕毅(アルファタウリ)
13. ダニエル・リカルド(マクラーレン)
14. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
15. ミック・シューマッハ(ハース)
16. ケビン・マグヌッセン(ハース)
17. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)
以上完走

--. ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
--. ランド・ノリス(マクラーレン)
--. 周冠宇(アルファロメオ)

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《藤木充啓》

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