カワサキモータースジャパンは、エンジン性能を向上させた『KX250』『KX250X』など、2023年KX/KLXシリーズ全11モデルを9月1日より発売する。
市販モトクロッサーKX250は、吸気バルブの設計変更によりシリンダーへの充填・燃焼効率を高めたほか、よりストレート化したダウンドラフト方式の吸気ダクトによりピークパフォーマンスを向上。さらにロング化したエキゾーストヘッダーパイプにより低中速域のトルクを向上させるなど、全回転域での性能向上を実現した。
また、リヤタイヤのワイド化(100/90-19→110/90-19)や前後サスペンションのセッティング変更により、コーナーリング時のハンドリングを改善。このほか、軽いクラッチ操作に貢献するクラッチプッシュロッドの材質変更(スチール→スチールキャップ+アルミシャフト)、より多くのシチュエーションに対応する1速ギヤのロング化、ステップの形状と位置の見直しなどを施している。価格は84万7000円。
エンデューロマシン『KX250X』もベースモデルKX250のアップデートに合わせエンジンを全回転域で性能を向上。その戦闘力をさらに高めている。価格は85万8000円。
このほかのKX/KLXシリーズ9モデルはカラー&グラフィックを変更(KX450はダンロップ製「MX33」タイヤを新たに採用)し、2023年モデルとしてリリースする。
価格は『KX450』が101万2000円、『KX450X』が103万4000円、『KX112』が45万1000円、『KX85』が42万9000円、『KX85L』が44万円、『KX65』が32万4500円、『KLX230R』および『KLX230R S』が52万8000円、『KLX110R L』が29万7000円。