三菱「ふそう」ブランド90周年---名前にまつわる13のトリビア

「ふそう」と名付けられたB46型乗合自動車の第1号車
「ふそう」と名付けられたB46型乗合自動車の第1号車全 2 枚

三菱ふそうトラック・バスの「ふそう / FUSO」ブランドは、2022年5月に誕生から90周年の節目を迎えた。FUSOブランドの起源は、 1932年5月に当時の三菱造船・神戸造船所で製造されたガソリンバス「B46型乗合自動車」が「ふそう」と名付けられたことに遡る。

[写真:FUSOブランドラインアップ]

(1)この名前は社内公募で決定した。
(2)当時の鉄道省へのB46型バスの納車第1号を記念し、バスの愛称を社内公募した。
(3)造船所の技師の案が採用された。
(4)採用の理由:日本の代表としてふさわしい。
(5)採用の理由:日本と三菱を象徴する簡単な和名である。
(6)採用の理由:語呂が滑らかで誰にも親しみをもたれ、イメージが深く頭に刻み込まれる。
(7)「ふそう(扶桑)」とは、中国において「日の出るところにあると伝えられる大きな神木」のこと。
(8)転じて「扶桑」は日本の異称となった。
(9)「扶桑」が実在の植物の何かは諸説あるが、三菱ふそうではムクゲ(ハイビスカス)を意味するとしている。
(11)B46型乗合自動車は車体7メートル、38人乗りのバス。
(12)B46型バスのエンジンは排気量7リットル、6気筒で出力は100馬力のガソリンエンジン。
(13)残念ながら、B46型生産1号車が5月の何日に完成したのかまでは記録が見つかっていない。

第1号に続き、「ふそう」の愛称はガソリンエンジンの4トントラック『KT1』(1946年)、日本初の大型キャブオーバートラック『T380』、日本初小型バスの『ローザ』(1960年)等の主要商品に次々と使用。昭和期の日本の経済高度成長に合わせ、商品はトラック・バスともに小型~大型のフルラインアップが揃い、経済発展の一翼を担った。

その後、2003年に三菱自動車工業から商用車部門が分社化し、「三菱ふそうトラック・バス株式会社」が誕生。2006年春にはダイムラー・クライスラー内で組織されたトラックグループに入り、現在はダイムラートラック社の一員として、170以上の国と地域にFUSOブランドのトラックとバスを提供している。

FUSOブランドラインアップFUSOブランドラインアップ


《纐纈敏也@DAYS》

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