アメリカンカスタムの象徴! ホットロッドは夢ある世界…34th MOONEYES Street Car Nationals

アメリカンカスタムの象徴! ホットロッドは夢ある世界…34th MOONEYES Street Car Nationals
アメリカンカスタムの象徴! ホットロッドは夢ある世界…34th MOONEYES Street Car Nationals全 46 枚

東京お台場の会場に集まったアメ車の数々。5月15日に開催されたムーンアイズ主催の「34th MOONEYES Street Car Nationals」。珠玉の有名車両も数多くエントリーし、他では見られない車両を身近に感じられるイベントとなった。

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ストリートカーナショナルズの花形と言えばもちろんアメ車。しかもホットロッドや往年の名車、さらには古くからカスタムベースとして人気の高いフォルクスワーゲン・タイプ1など、カーショーに行かないと見ることができない極上コンディションの珠玉のカスタムカーがズラリと並んだ。

中でもアメリカを象徴するカスタムスタイルがホットロッドだろう。フォード『モデルA』や『モデルB』などの'20年代~'30年代のベース車を使ったカスタムカーのルーツとも言える存在のクルマ。国内でも多くのマニアが存在し、オリジナリティ溢れるカスタムの数々を披露してくれている。古いアメ車やホットロッドに詳しくないユーザーにはベースカーが何でカスタムの詳細は分からずとも、とにかく一見するだけで「スゴい!」とうならせるカスタムカーなのは誰の目から見ても明らかだろう。

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会場内でひときわ目立っていたのは1929年型のフォード・モデルAをベースにしたカスタム。全身をシルバー&メッキで処理したオリジナリティ溢れる一台。リーフスプリングまでをメッキ処理するなど徹底したカスタマイズが施された超ド級の一台。

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さらに真っ赤なボディが鮮烈な1932年型のフォード・モデルBロードスターも会場でひときわ目立っていたクルマ。隅々にまでカスタムが行き届き、現代車にはないフォルムを見せつけていた。

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さらに、'50年代~'60年代にも名車が数多い。オリジナルのカスタムを施した数々の名車は圧倒的な存在感を放っていた。全身にウッド処理を施した1960年型のフォード・ファルコンには数多くの来場者が集まり注目を集めていたのが印象的だった。べース車の魅力に加えてカスタム手法のオリジナリティなど、レベルの高さが際立つフィニッシュが見どころとなった。

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さらに'70年代になると派手で個性溢れる車両&カスタマイズのバリエーションが増えていく。その一台が1978年型のフォード・ピントワゴン。ド迫力の極太リアホイールを備えるなど、ドラッグテイストのカスタマイズを施すスタイルが映える。その他マッスルカーなど時代を感じさせるカスタムも数多く、アメ車分化の奥深さを感じさせてくれた。

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一方、往年の国産車をアメ車テイストでカスタムする車両も見られた。カスタムペイントはもちろん足回りや内装などを含め、アメ車以上にアメ車らしい処理が施され、一見するとベース車が分からないほどのクルマに仕上がってるケースもあるカテゴリーだった。

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アメ車とアメリカ文化をこよなく愛する各車のオーナー。そんなカスタム車両をリアルに見ることができるこのカーショー。時代を超えて多種多様なアメ車&カスタム文化を楽しめる意味でも希有な存在となった。クルマの楽しみ方をあらためて知る機会になった来場者も多いのではないだろうか。次の機会にはぜひ出かけて欲しい。


《土田康弘》

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