西武鉄道は3月25日、豊島線豊島園駅(東京都練馬区)をリニューアルすると発表した。5月12日に発表した2022年度の投資計画にも盛り込まれている。ここで気になるのが駅名だ。ハリー・ポッターをテーマにした施設の開業に合わせての工事だからだ。
豊島園駅最寄りで、2020年8月に閉園した遊園地「としまえん」の跡地には、エンターテイメント施設「ワーナーブラザース・スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(=スタジオツアー東京)が建設予定だ。
豊島園駅のリニューアルは、スタジオツアー東京のオープンに合わせて行なわれる。オープン予定は、当初は「2023年春」とされ、最近は「2023年」とされている。いっぽう豊島園駅のリニューアル完成は2023年春をめざすと発表された。

このとき駅名はどうなるか。としまえんはすでに閉園しており、駅名が駅リニューアルと同時にスタジオツアー東京関連の名称に変わるのではないか、ということ。新駅舎の完成予想図は「豊島園駅」となっているが、別の駅名で完成する可能性はありうる。豊島園で駅舎をリニューアルした後、短期間でスタジオツアー東京関連の名称に変更するのは効率的ではない。新駅名は「スタジオツアー東京」、「西武ハリー・ポッター」、「武蔵ホグズミード」……?
しかし、西武鉄道によると駅名改称の予定はない。としまえん遊園地はもともと「練馬城址豊島園」という公園から始まっており、駅名はとしまえん開業前から現在まで親しまれている駅名であることがその理由。「スタジオツアー東京開業に際しても、変更の予定はありません」(西武鉄道)。
豊島園駅はリニューアルで既存駅舎の駅前広場側に駅舎を新築し、普段の利用客にもスタジオツアー東京への訪問客にも、それぞれ親しみを持てるような駅にするという。ホームはホグワーツ魔法魔術学校へ向かう「ホグズミード駅」をモチーフに赤を基調としたデザインになる。