レンジローバー スポーツ 新型 受注開始、価格は1068万円より…特別仕様車も投入

レンジローバー スポーツ
レンジローバー スポーツ全 29 枚

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、『レンジローバー スポーツ』新型の受注を5月25日より開始した。価格は1068万円から1526万円。

第3世代目となるレンジローバー スポーツ新型は、ランドローバー史上、最も先進的なシャシーテクノロジーを採用。人目を惹く存在感と直感的なドライビングレスポンスを兼ね備えたモデルに仕上げた。

デザインは、モダニスト的なアプローチを全面的に取り入れながら、スポーティさと確固たるキャラクターを実現している。張りのあるサーフェイスやダイナミックなスタンス、筋肉質なプロファイルなど、ひと目でレンジローバー スポーツとわかるDNAを継承しながら、レンジローバーファミリーの特徴である洗練性とラグジュアリー、先進性、モダニズムをさらに進化。新しいフロントグリルやライトの形状、美しく仕上げたフラッシュサーフェスウィンドウとドアハンドル、控えめなウエストレールフィニッシャー、レーザー溶接ルーフなど、緻密で美しく無駄を排したデザインになっている。

インテリアでは、ボタンやスイッチ類を極力排除しながら、従来の高級レザーに加えて高品質のウルトラファブリックなど、次世代のサステナブルな素材の選択肢を取り揃え、モダニティにあふれた空間になっている。また、人間工学に基づいて設計されたシート、ハプティック(触覚)フィードバック機能付きの新開発13.1インチフローティング式フルHDタッチスクリーンを装備した最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」、静かでクリーンな環境を支えるメリディアン シグネチャーサウンドシステム(第3世代アクティブノイズキャンセレーション搭載)や空気清浄システムプロ(ナノイーX搭載、PM2.5フィルター付)などにより、利便性と快適性を追求している。

基本骨格には、あらゆるパワートレインに対応する最新アーキテクチャー「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を採用。ねじり剛性は33kNm/degで、先代モデルより最大35%向上させた。パワートレインは最高出力300ps/最大トルク650Nmを発生する3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルエンジンを搭載。8速ATと最新世代のインテリジェントオールホイールドライブ(iAWD)システムを採用し、効果的に路面にパワーを伝達する。

また、48V駆動の電子制御アクティブロールコントロールシステム「ダイナミックレスポンスプロ」を採用する。各アクチュエーターのトルク出力を緻密に制御して、各アクスルに最大1400Nmのトルクを供給。コーナリング時のボディロール角を低減し、過渡的な状況下でのロールモーションの制御強化、より応答性の高いステアリングフィール、オフロード走行時のホイールアーティキュレーションの向上を実現する。

足回りではランドローバー初となるスイッチャブルボリュームエアスプリングを採用したダイナミックエアサスペンションを標準装備。サスペンションの帯域幅を広げ、ダイナミックなハンドリングと快適性を両立する。また、高速走行時の優れた安定性と低速走行時の回頭性を両立するオールホイールステアリング(AWS)を装備。このほか、トルクベクタリングバイブレーキング付き電子制御アクティブディファレンシャル、アダプティブオフロードクルーズコントロールなどを装備し、正確性、俊敏性、コーナリング性能、安定性、オフロード走破性を高めている。

また、ジャガー・ランドローバー・ジャパンではレンジローバー スポーツ新型の発売を記念した特別仕様車「ローンチエディション」を160台限定で設定し、5月25日から6月30日までの期間限定で受注する。フィレンツェレッド、ジオラグリーン、ヴァレジネブルー、サントリーニブラックの4色の外装色と23インチ スタイル5135 9アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)の組み合わせとなる。価格は1708万6000円。


《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  10. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
ランキングをもっと見る