プレミア化は必至!? ランボルギーニの新型オフロードスーパーカー、市街地に出現

ランボルギーニ ウラカン ステラート のプロトタイプ(スクープ写真)
ランボルギーニ ウラカン ステラート のプロトタイプ(スクープ写真)全 13 枚

ランボルギーニは現在、オフロードスーパーカー『ウラカン ステラート』を開発しているが、その最新プロトタイプが市街地に初めて姿を見せた。その様子をスクープサイト「Spyder7」が激写した。

ウラカン ステラートは、『ウラカンEVO』をベースにしたミッドシップ・オフロードモデルで、2019年にコンセプトモデルとして初公開された。市販型では、ウラカンEVOのパフォーマンスに、SUV『ウルス』のDNAを注ぎ込み、ブームの兆しを見せるハイライディング(車高を高めたクロスオーバーモデル)市場に投入される。

ランボルギーニ ウラカン ステラート のプロトタイプ(スクープ写真)ランボルギーニ ウラカン ステラート のプロトタイプ(スクープ写真)

プロトタイプのボディはウラカンEVOと比較して1.85インチ(47mm)最低地上高をアップ、足回りにはより高いサイドウォールタイヤを採用しているため、オフロードでの厳しい路面に耐えることができる。また四輪ステアリングを備え、取り回しも配慮されているようだ。

またボディパネルの損傷を防ぐため、フロントとリアバンパーに特別なプレートを追加。サイドスカートはアルミニウムの補強が施されている。さらにハイブリッドカーボンファイバーとエラストマー樹脂マッドガードを4つのホイールすべての後ろに装備。エンジンカバールーバーにフードスクープを配置するほか、オプションのルーフレールが見てとれる。

パワートレインは、ウラカンEVOをベースとしているため、自然吸気の5.2リットルV型10気筒エンジンを搭載。最高出力は640hp程度、7速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされ、0-100km/h加速2.9秒、最高速度325km/hの動力パフォーマンスを持つ。また全輪駆動システムとギアボックスのチューニングにより、オフロード性能にアジャストするようキャリブレーションが修正されるという。

ランボルギーニ ウラカン ステラート のプロトタイプ(スクープ写真)ランボルギーニ ウラカン ステラート のプロトタイプ(スクープ写真)

ランボルギーニは2022年、ウラカンに2つの派生モデルを導入すると発表したが、1つは「テクニカ」であり、もう1つがこのステラートであることが濃厚だ。

ウラカン ステラートの市販時の価格は24万ユーロ(約3100万円)で、500~1000台の限定モデルとも伝えられる。完売後に即「億超え」のプレミアム価格となることは必至だろう。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る