ルノー『キャプチャー』の電動車、「E-TECHエンジニアード」設定…欧州受注開始へ

「F1ブレード」とチタンカラーのアクセント

PHVのEVモードは最大65km

ハイブリッドは市街地の最大80%をEVモードで走行可能

ルノー・キャプチャー の「E-TECHエンジニアード」
ルノー・キャプチャー の「E-TECHエンジニアード」全 10 枚

ルノーは6月1日、欧州向けの新型『キャプチャー』に、「E-TECHエンジニアード」を設定すると発表した。間もなく、フランス本国での受注が開始される予定だ。

写真:ルノー・キャプチャー の「E-TECHエンジニアード」

◆「F1ブレード」とチタンカラーのアクセント

E-TECHエンジニアードでは、フロントバンパー下側に「F1ブレード」を装着する。サイドとリアの下側、ホイールなどには、ウォームチタンのアクセントを追加した。車両の前後のエンブレムは、グロスブラックで仕上げる。

運転席側のドアには、E-TECHエンジニアードのデカールを添えた。ルノーによると、大胆でありながらスタイリッシュなグラフィックデカールの特別バージョンになるという。

インテリアは、チタンカラーのステッチとダッシュボードや通気ダクトにゴールドのアクセントをあしらう。ステアリングホイールには、「E-TECH」を示す「E」の文字を配している。

ルノー・キャプチャー の「E-TECHエンジニアード」ルノー・キャプチャー の「E-TECHエンジニアード」

◆PHVのEVモードは最大65km

2種類の電動パワートレインが用意される。そのひとつが、プラグインハイブリッド車(PHV)。従来型にない電動モデルとして、ルノーグループが新開発したPHVシステム搭載車を設定する。

E-TECHは、ルノーのエンジニアリングによって開発され、多くの特許を取得しており、ルノー日産三菱アライアンスで、構造部品を共用する。PHVシステムは、新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン2つの電気モーター、マルチモードギアボックス、蓄電容量9.8kWhの400Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせたものだ。PHVシステム全体で、158psのパワーを引き出す。

ルノーのE-TECHは、クラス最高レベルのレスポンス、優れた燃費、減速時の素早いバッテリー充電などにより、最大限の効率を追求する。発進時は、モーターで始動。ブレーキペダルを操作せず、アクセルペダルだけで加減速できる強力な回生ブレーキを採用する。EVモードでは、最大65km(WLTP計測)のゼロエミッション走行が可能だ。EVモードの最高速は135km/hとした。動力性能は、0~100km/h加速が10.1秒、最高速が173km/hだ。

ルノー・キャプチャー の「E-TECHエンジニアード」ルノー・キャプチャー の「E-TECHエンジニアード」

◆ハイブリッドは市街地の最大80%をEVモードで走行可能

もうひとつの電動パワートレインが、ハイブリッドだ。新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンに2つの電気モーター、マルチモードギアボックス、蓄電容量1.2kWhの230Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力140psを発生する。

E-TECHのハイブリッドパワートレインでは、市街地走行の最大80%をEVモードで走行することが可能だ。市街地走行ではエンジン搭載車に比べて、燃費を最大40%向上させるという。ドライバーはマルチセンスの設定を切り替えて、走行モードを選択できる。日常走行向けの「マイセンス」、低燃費志向の「エコ」、エンジンのパワーを重視した「スポーツ」の3種類が用意される。

フルハイブリッドとともに、効率的な1.3リットル直列4気筒ガソリンターボ「TCe」エンジンを核としたマイルドハイブリッドも設定される。このエンジンには、12Vリチウムイオンバッテリーとオルタネータースターターシステムを備えたマイルドハイブリッドを組み合わせる。マイルドハイブリッドテクノロジーは、減速中のエネルギーを電気に変えて回収し、バッテリーに蓄電する。そして、加速などの際に、バッテリーの電力がエンジンのパワーをアシストする。 ルノーは、燃費とCO2排出量を削減し、エンジンの再始動をスムーズにし、運転の快適性を引き上げている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 初代より軽い? 次期スズキ『アルト』は500kg台が目標
  2. BYDの軽EV『ラッコ』、発売1週間で741台を販売 東福寺社長「12月末までに1万台に」
  3. ホンダ『ZR-V』と『シビック』の1万4730台をリコール、座席が保安基準に不適合
  4. 見えない死角を一掃! 駐車も後席確認もラクになる「サポートミラー」[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 【MINI クーパーSE ポール・スミス エディション 新型試乗】デザインだけでも+57万円の価値がある
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る