マイナス25度! 無人走行するフォークリフト…霧や結露でも

マイナス25度冷凍倉庫対応レーザー誘導方式無人フォークリフト「PLATTER Auto冷凍倉庫仕様(1.5~3.0トン積)」
マイナス25度冷凍倉庫対応レーザー誘導方式無人フォークリフト「PLATTER Auto冷凍倉庫仕様(1.5~3.0トン積)」全 2 枚

三菱重工業と三菱ロジスネクストは6月6日、マイナス25度冷凍倉庫対応レーザー誘導方式無人フォークリフト「PLATTER Auto冷凍倉庫仕様(1.5~3.0トン積)」をニチレイロジグループと共同開発したと発表した。

マイナス25度クラスの冷凍倉庫では、霧や結露がレーザーAGF運用の障害となるため、走行ルート上の床面に磁気棒を敷設する磁気誘導方式のAGFが実用化されている。

今回の新機種は、マイナス10度クラス対応のレーザーAGFをベースに、磁気誘導方式AGFで培った冷凍環境対応部品、マイナス25度クラスに対応した電装品やセンサーを採用した。防錆対策を実施した車両で実証実験を実施し、今回、国内初となる製品を販売する。

低温環境下における作業者の負担や、慢性的な人手不足による業務稼働の不安といった課題解決につなげる。

三菱重工と三菱ロジスネクストは今後も、AI(人工知能)や機械学習を用いた自律化・知能化ソリューション「シグマシンクス」の物流機器へ搭載するなど、グループの総合力を生かした製品開発に取り組む。


《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る