SDVが自動車業界にもたらすインパクトとは

SDVが自動車業界にもたらすインパクトとは
SDVが自動車業界にもたらすインパクトとは全 6 枚

「CASE」に代表されるように自動車に求められる機能は拡大し続けている。各メーカーで開発競争が進んでいる中、開発を効率化し、自動車産業の新たな発展に寄与するとして期待されているのがSDV(Software Defined Vehicle)という概念だ。

自動車の組み込みシステムの開発に取り組むETASはSDVソフトウェアの開発支援ツールを提供することで、自動車開発における新たなエコシステムの形成を目指す。

ハードからソフトへ、自動車開発の軸に変化

コネクテッドの分野においては、パワートレインや運転システム、インフォテイメントなど様々なシステムを電子制御ユニット(ECU)が制御しており、搭載数が増加している。これに伴い、ECUの機能をサポートするためのソフトウェアもより複雑化している。

さらに、昨今のバリューチェーンの変化によりハードウェアの標準化が加速している今、将来的にはソフトウェアが付加価値を決定する要因となることが予測されており、コネクテッドカーの普及とともにクルマのソフトウェアを常に最新のものにアップデートする必要が出てくる。これに伴い、従来のハードウェア中心からソフトウェア中心へと自動車開発の軸がシフトしている。そこで注目されているのが、クルマの進化がソフトウェアによって実現されるという新たな概念SDVだ。


《保知 明美》

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る