日産 ジューク にハイブリッド、都市走行の8割をEVモードで[詳細写真]

日産 ジューク・ハイブリッド
日産 ジューク・ハイブリッド全 20 枚

日産自動車の欧州部門は6月6日、『ジューク・ハイブリッド』(Nissan Juke Hybrid)を今夏、欧州市場で発売すると発表した。

ジューク・ハイブリッドの新世代のハイブリッドパワートレインは、ルノーグループと共同開発された。日産製の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、最大出力94hp、最大トルク15.1kgmを発生する。日産製の電気モーターは、最大出力49hp、最大トルク20.9kgmを引き出す。ルノーは出力15kWの高電圧スターター/ジェネレーター、インバーター、蓄電容量1.2kWhの水冷バッテリー、トランスミッションを開発した。

新開発のトランスミッションは、シンクロナイザーリングの代わりにドッグクラッチを使用して、4つのエンジンギアと2つのEVギアをシフトする。さらに、摩擦を減らすために、このトランスミッションはクラッチを使用していない。発進は100%電気で行う。2つのEVモーターを組み合わせてギアを同期させ、スムーズで応答性の高い加速を実現する。

EVモード時の最高速は55km/h。システムは自動的に、EVモードでの走行時間を最大化する。EVモードは、都市部での走行の最大80%をカバーする。この効果もあって、都市サイクルでの燃費は最大40%向上した。複合モード燃費は20km/リットル、CO2排出量は114g/kmを可能にしている。


《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る