欧州モデルの“使い手”が集結! 『第9回 ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト 西日本大会』リポート Part2

欧州モデルの“使い手”が集結! 『第9回 ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト 西日本大会』リポート Part2
欧州モデルの“使い手”が集結! 『第9回 ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト 西日本大会』リポート Part2全 36 枚

5月15日に「あじさいフローラみき」(兵庫県三木市)にて開催された、『第9回 ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト 西日本大会』リポートの、後編をお届けする。

今回も、カーオーディオ専門サイト『PUSH ON! マイカーライフ』の登録店よりエントリーした実力車両計5台について、各車に搭載されている機材の陣容とサウンドインプレッションとを、詳細にお伝えしていく。

◆BMW 218d グランツアラー(オーナー/斉藤太輝さん)by イースト

BMW・218d グランツアラー(オーナー/斉藤太輝さん)by イーストBMW・218d グランツアラー(オーナー/斉藤太輝さん)by イースト

斎藤さんは、今年の春先にシステムを一気に作り上げたというBMW・218d グランツアラーで参戦した。ちなみにその後、シート下のウーファーが換装されている。使用機材は次のとおり。ソースユニットにはアステル&ケルンのDAPを使い、プロセッサーにはヘリックスのDSP.3をセレクト。そしてパワーアンプにはザプコの6chモデルと2chモデルとを1台ずつ採用した。なおスピーカー群はレイアウトが独特だ。ブラムのツイーターをW使いして、純正位置に同じくブラムのスコーカーをセット。さらにイス下にオーディソンのBMW用ウーファーが入れられている。聴いてみると、1音1音の粒立ちが良く繊細。特に高域の質感は出色の出来。耳当たりの良いハイレベルなサウンドが楽しめた。

◆レクサスLS460(オーナー/高橋伸明さん)by アミューズ

レクサス・LS460(オーナー/高橋伸明さん)by アミューズレクサス・LS460(オーナー/高橋伸明さん)by アミューズ

高橋さんはレクサス・LS460で参戦した。ちなみに高橋さんは「パワーアンプ内蔵DSPを核としてどこまでの高音質を達成できるか」をテーマに据えてシステムを磨き上げている。使用機材は以下のとおりだ。ソースユニットがソニーのウォークマン、パワーアンプ内蔵DSPがヘリックスのP-SIX DSP。そしてツイーターがムンドルフ、スコーカーとミッドウーファーがベンチャーオーディオだ。サブウーファーも年頭にベンチャーオーディオのモデルへと換装されている。それを鳴らすパワーアンプにはカロッツェリアのPRS-D700を採用している。聴いてみると、高解像度でS/Nも良好。密度感も高くそれでいてヌケが良い。そして低音の質感も上々だ。完成度の高いHi-Fiサウンドを堪能できた。

◆スバル・レヴォーグ(オーナー/塩谷明宏さん)by AVカンサイ宝塚店

スバル・レヴォーグ(オーナー/塩谷明宏さん)by AVカンサイ宝塚店スバル・レヴォーグ(オーナー/塩谷明宏さん)by AVカンサイ宝塚店

塩谷さんは、手をかけ始めて8年になるというレヴォーグで参戦した。使用機材のラインナップは以下のとおり。ソースユニットとしてソニーのDMP-Z1を使い、プロセッサーにはブラックスのBRAX DSPをチョイスした。パワーアンプにもブラックスの旗艦モデルを2台採用し、さらにはシンフォニ/クワトロリゴとヘリックスのモデルも使用している。そしてフロントスピーカーがイートンのコア。さらにはセンタースピーカーとスーパーツイーターも加えてある。サブウーファーはシンフォニ/クワトロリゴだ。試聴してみると、サウンドステージの立体感の再現性の高さにまずは驚かされた。そして細かな音までしっかり聴こえる。リアルで充実したハイエンドサウンドが展開されていた。

◆トヨタ・ノア(オーナー/日浦一晃さん)by ジパング

トヨタ・ノア(オーナー/日浦一晃さん)by ジパングトヨタ・ノア(オーナー/日浦一晃さん)by ジパング

カーオーディオ歴は10年以上という日浦さんは、ノアで参加した。ちなみに日浦さんがこのクルマに手をかけ始めたのは6年前で、現在の形が完成したのは去年の3月。フロントスピーカーを刷新したという。搭載されている機材の布陣は以下のとおりだ。ソースユニットとしてソニーのDMP-Z1を採用し、プロセッサーにはヘリックスのDSP ULTRAを使っている。パワーアンプにはシンフォニ/クワトロリゴのA級の2chモデルを3台とサブウーファー用としてザプコの2chモデルをチョイスした。フロントスピーカーはイートンのコア、サブウーファーがカロッツェリアだ。試聴してみると、各楽器の音が瑞々しくリアル。低音のパワー感も申し分ない。説得力のある充実したサウンドを満喫できた。

◆ホンダ・ジェイド(オーナー/三好将大さん)by ピットハウスコスギ

ホンダ・ジェイド(オーナー/三好将大さん)by ピットハウスコスギホンダ・ジェイド(オーナー/三好将大さん)by ピットハウスコスギ

三好さんはジェイドで登場した。ちなみに当車のシステムが完成したのは一昨年だが、以後細かなシステムアップが度々実行されていて、今年の4月にはケーブル類が刷新されサブウーファー用にパワーアンプが1台追加されている。同時に、既存の2台の4chアンプをステレオ使いしたという。使用機材は以下のとおり。ソースユニットとしてアステル&ケルンのDAPを採用し、プロセッサーにはヘリックスのDSP.3を選択。3台のパワーアンプもすべてヘリックスだ。またフロントスピーカーはオーディソンで、サブウーファーがJLオーディオだ。聴いてみると、chセパレーションが良いからだろう情報量が多くS/Nも高い。ヌケが良くサウンドステージの見通しも良好だ。質感の良さにも特長が出ていた。


《太田祥三》

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