【スーパーフォーミュラ 第5戦】フェネストラズが初優勝、近藤真彦監督のチームが3年ぶりV

2022スーパーフォーミュラ第5戦SUGO
2022スーパーフォーミュラ第5戦SUGO全 10 枚

2022年の全日本スーパーフォーミュラ選手権の第5戦が6月18・19日にスポーツランドSUGOで行われ、サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が初優勝をマーク。近藤真彦監督率いるKONDO RACINGが、およそ3年ぶりに勝利した。

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18日の予選では、0.001秒を削りあう激しいタイムアタック合戦が展開されたが、第2戦以降ポールポジションを獲り続けている野尻智紀(TEAM MUGEN)が、1分04秒349を叩き出し、2番手以下に0.3秒以上の差をつけて、4戦連続のポールポジションを獲得した。

19日の決勝レースは、スタート直前に一瞬通り雨があったものの、すぐに路面は乾き、気温30度、路面温度43度のドライコンディションで始まった。

スタートでは2番グリッドのフェネストラズが好ダッシュを決めて、野尻との攻防を制してトップで1コーナーを通過した。その後、アクシンデントが続出し、前半のうちに2度もセーフティカーが導入される波乱の展開となったが、フェネストラズは10周目にいち早くタイヤ交換を済ませ、後半も安定した走りを披露。全車がピットストップを終えたところで、トップに返り咲いた。

本来は53周で争われる予定だったが、セーフティカー導入によるペースダウンの影響もあり、全周回数を消化する前に、上限時間として設定されていた70分を経過したため、49周を終えるところでチェッカーフラッグが出された。

最終的に、後続に対して5.3秒の差をつけ、参戦3年目にして念願の初優勝を飾った。2位には大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、3位には野尻智紀(TEAM MUGEN)が続いた。

「1年目はアクシデントで完走できないレースが多くて苦労したし、昨年はコロナ禍に伴う入国制限で前半戦は出られなかった。チームも昨年はポイントをなかなか獲れず厳しいシーズンになったけど、ようやく優勝することができた。本当に嬉しい」と、フェネストラズ。

昨年は苦戦を強いられていたKONDO RACINGだが、今年に入って上位進出を果たすレースが増えていた。

「今年のシーズンオフから調子が良いなというのは実感としてあったので、いつでも勝てるチャンスが来るという気持ちはありました。だけど、前のレースも、その前のレースも『何かひとつ足りない、歯車が引っかからない』ものがあって、優勝を逃していましたが、いつかどこかで必ずこういう日が来るなと思って信じていました」と、近藤監督もチームの復調ぶりを再確認した様子だった。

これで、ドライバーズポイントでは野尻が81ポイントで首位をキープ。2番手に平川亮(carenex TEAM IMPUL)が64ポイント、3番手にフェネストラズが57ポイントでつけている。

次回のスーパーフォーミュラは7月16・17日に富士スピードウェイで第6戦が行われる。

《吉田 知弘》

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