アルピーヌ A110 に「ツール・ド・コルス75」、ラリーの伝説を反映…欧州150台限定

イエロー+ブラックの車体にレーシングバケットシート

1.8リットル直4ターボは最大出力300hp

新マルチメディアに7インチタッチスクリーン

アルピーヌ A110 ツール・ド・コルス75
アルピーヌ A110 ツール・ド・コルス75全 10 枚

アルピーヌは6月16日、『A110ツール・ド・コルス75』(Alpine A110 Tour de Corse 75)を欧州で発表した。150台が限定販売され、フランス本国でのベース価格は8万ユーロ(約1135万円)だ。

写真:アルピーヌ A110 の「ツール・ド・コルス75」

◆イエロー+ブラックの車体にレーシングバケットシート

アルピーヌ A110 ツール・ド・コルス75アルピーヌ A110 ツール・ド・コルス75

オリジナルのアルピーヌ『A110』は1975年、WRC(世界ラリー選手権)の一戦、「ツール・ド・コルス」に参戦した。アルピーヌA110とランチア『ストラトスHF』の争いは最終ステージに持ち込まれたが、アルピーヌA110はわずかに及ばす、2位で終えた。このツール・ド・コルスでのアルピーヌの活躍は、伝説のひとつになっている。

この活躍に敬意を示して、A110ツール・ド・コルス75が発表された。ボディカラーはイエローで、ボンネットとルーフはブラック仕上げ。フロント左フェンダーには、「ツール・ド・コルス75」の文字が添えられた。リアには、当時のラリーマシンに装着されていたカーナンバー「7」の数字が配される。

サベルト製のレーシングバケットシートには、ツール・ド・コルス75の刺繍が施された。オプションで、競技用のハーネスを装着することもできる。足元には、18インチのグロスホワイト仕上げのグランプリホイールと、オレンジ色のブレンボ製ブレーキキャリパーが装着されている。

◆1.8リットル直4ターボは最大出力300hp

A110ツール・ド・コルス75には、1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの高出力版を搭載する。最大出力は300hp/6300rpm、最大トルクは34.6kgm/2400~6000rpmを発生する。トランスミッションはゲトラグ製の7速デュアルクラッチ。動力性能は、0~100km/h加速を4.2秒で駆け抜ける。

「ノーマル」、「スポーツ」、「トラック」の3種類の走行モードが切り替えられる。ノーマルモードとスポーツモードでは、シフトダウンやシフトアップ時にエンジン回転数を高める「スマートブースト」機能が作動する。アクセルペダルやエンジンのレスポンス、パワーステアリングの感度、シフトチェンジ、排気バルブの作動、ESCのレスポンスは、選択したモードによって変化する。ボタンを押すと、ESCを無効にできる。

ローンチコントロールを初期化した場合に、シリンダーの1つが一時的に無効になる機能を採用した。これにより、レーシングスタイルのサウンドが発せられるという。

◆新マルチメディアに7インチタッチスクリーン

アルピーヌ A110 ツール・ド・コルス75アルピーヌ A110 ツール・ド・コルス75

7インチのタッチスクリーン、Bluetooth接続、2つのUSBコンセントなどをセットした新しい「アルピーヌマルチメディアシステム」を搭載する。スマートフォンに着想を得て、直感的な操作性を追求した。Apple「CarPlay」とグーグルの「AndroidAuto」にも対応する。

ステアリングホイールのコントロールスイッチで、音声認識を作動させ、スマートフォンのiOSやGoogleシステムを制御したり、アドレスのGoogleオンライン検索を実行したりすることができる。ナビゲーションシステムには、リアルタイムで交通情報、危険なエリア、ガソリン価格を含めたサービスステーションなどの情報を表示する。新しいアルピーヌマルチメディアシステムは、無線通信によるリモートアップデートに対応する。この接続により、たとえば、近い将来、Wi-Fi接続を追加できるようになる予定だ。

アルピーヌテレメトリクスメニューには、ターボのブースト圧、ギアボックスの温度、トルク、パワー、ステアリングホイール角度、加速度をリアルタイムで表示する。また、内蔵のクロノグラフでは、サーキットでのパフォーマンスを追跡できる。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 全国から79台の“クジラ”が集結…アルシオーネSVX35周年全国ミーティング2026
  2. 新型ハーレーダビットソンに「普通自動車免許で乗れる」!…モーターサイクル記事ベスト5 2026年上期
  3. 【BYD ラッコ 新型試乗】クルマとしての出来は「極めて高い」が、その真髄は別のところにあった…中村孝仁
  4. トヨタ車専用「USBカーチャージャー」発売、2ポート2台同時に急速充電
  5. ブレイズ、四輪特定小型原動機付自転車「e-CARGO」増産へ…受注好調で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  4. ブリヂストンとNXタイロジスティクス、使用済みタイヤの資源循環などで覚書締結
  5. ジョイフル本田、宇都宮店にソーラーカーポート設置…ホームセンター業界最大級の発電容量1126.4kW
ランキングをもっと見る