顔認証連動型アルコールチェックシステム発売、10月1日からの義務化に対応

アルコールチェックフロー
アルコールチェックフロー全 3 枚

サイホープロパティーズは6月20日、アルコールチェック義務化に対応する新商品として、顔認証サーマルカメラとアルコール検知器を統合した「顔認証アルコールチェックシステム」の販売を開始した。

10月1日より、白ナンバー車5台以上を使用する安全運転管理者選任事業者を対象に、アルコール検知器を使用しての酒気帯びの有無の確認が義務化される。同社は、対象となる事業者を支援するだけでなく、飲酒運転の根絶に寄与するために顔認証アルコールチェックシステムの販売を決定した。新製品は、AIによる顔認証機能とアルコールチェック機能を連動。顔データから判定した運転者と乗務車両、アルコール値を自動的に紐付け、クラウドやカメラ本体にデータを保管する。

顔認証サーマルカメラは、運転者の自動判別と車のナンバーを紐付け。さらにアルコールチェック機能が連動することで、安全運転管理に必要な情報を一括管理できる。また、表面温度の測定もでき、コロナ対策にも利用可能。アルコール検知器は、半導体センサー方式よりもアルコール検知精度や耐久性の高い電気化学式センサー方式を採用する。

システムを通して取得した情報は、すべて自動的にクラウドやカメラ本体に保存。従来、安全運転管理者が手作業で行っていた記帳は不要となり、法令で定められた測定記録の1年間の保管義務に対応できる。

先行予約価格(税別)はフロアスタンドセットが19万8000円、卓上スタンドセットが18万8000円。


エイトガード除菌A 業務用詰替えアルコール消毒液 10L
¥13,500 (¥1 / ml)
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る