アルファロメオの新型SUV『トナーレ』、F1ドライバーがヒルクライムへ…グッドウッド2022

1.5リットルターボ+モーターのハイブリッド

アルファロメオの基準となる新デザイン言語

合計22.5インチの2つの大型フルTFTスクリーン

アルファロメオ・トナーレ の「ヴェローチェ」
アルファロメオ・トナーレ の「ヴェローチェ」全 11 枚

アルファロメオは6月20日、新型SUV『トナーレ』(Alfa Romeo Tonale)が6月23日、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のヒルクライムに出走すると発表した。ドライバーには、F1の周冠宇選手を起用する。

写真:アルファロメオ・トナーレ

◆1.5リットルターボ+モーターのハイブリッド

トナーレは、『ステルヴィオ』の下に位置する新型SUVだ。新開発のハイブリッドパワートレインを搭載する。

新設計の1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、スポーティグレードの「ヴェローチェ」の場合、最大出力160hpを発生する。このエンジンに、7速デュアルクラッチトランスミッションと、48V仕様で最大出力20.4hp、最大トルク5.6kgmを引き出す電気モーターを組み合わせた。

ベルト駆動式のスタータージェネレーターを採用する。エンジンの再始動は迅速かつ静かに行われる。インテリジェントブレーキシステムは、オートチャージ機能を最適化した。混合回生ブレーキを使用して、減速中の運動エネルギー回生を最大化し、効率を向上させている。

◆アルファロメオの基準となる新デザイン言語

アルファロメオ・トナーレ の「ヴェローチェ」アルファロメオ・トナーレ の「ヴェローチェ」

トナーレのデザインにあたって、「チェントロスティーレ・アルファロメオ」は、オリジナルのコンセプトを忠実に再現することを目指した。都会的でアクティブな顧客をターゲットにするトナーレは、官能的で未来指向のデザインが特徴だ。今後のアルファロメオの基準になる新デザイン言語を採用しているという。

具体的には、5ホールのアルミホイール、「テレスコピック」インストルメントパネル、3スポークのスポーツステアリングホイール、サインカーブ(正弦波)ヘッドライトなどに、新しいデザイン言語が反映された。ボディサイズは全長4530mm、全幅1840mm、全高1600mmとした。

トナーレには、アルファロメオのデザインの伝統も受け継がれている。たとえば、『ジュリアGT』のリアからヘッドライトまで走る「GTライン」を採用した。ワイドでエレガントなボリューム感とともに、『8Cコンペティツィオーネ』などのアイコンモデルを想起させることを狙った。フロントには、「Trilobo」と呼ばれるシグネチャーを採用し、中央にはアルファロメオを象徴する「Scudetto」(盾)が装着されている。

◆合計22.5インチの2つの大型フルTFTスクリーン

アルファロメオ・トナーレ の「ヴェローチェ」アルファロメオ・トナーレ の「ヴェローチェ」

インテリアは、レースの歴史にヒントを得ており、ドライバーに焦点を当てている。センターコンソールには、新しい「D.N.A.ドライビングモードセレクター」が配置された。ドライバー指向のダッシュボードは、エアコンのベントが特長だ。中央のベントはスリムな形状とする一方で、外側のベントは「タービン」形状とした。ベント、センターコンソール、ステアリングホイールなどは、ダイヤモンドテクスチャーのテーマによって装飾されている。

トナーレには、新開発のインフォテインメントシステムを標準装備した。カスタマイズ可能なグーグル「Android OS」と、「OTA(Over-the-Air)」アップデート機能を備えた4G接続により、コンテンツ、機能、サービスは最新の状態に保たれる。

このシステムは、フルデジタルの12.3インチスクリーン、メインの10.25インチのタッチスクリーン、マルチタスク対応のインターフェイスから構成された。ドライバーは、運転から注意をそらすことなく、すべての情報をひと目で確認できるという。合計22.5インチの2つの大型フルTFTスクリーンは、セグメントにおけるクラス最高のスペックになるという。

アルファロメオ・トナーレ (グッドウッド2022)アルファロメオ・トナーレ (グッドウッド2022)

《森脇稔》

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