BMW『X3』次期型、いよいよ開発スタート!まさかの巨大グリル採用か?

BMW X3 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
BMW X3 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 24 枚

BMWの主力クロスオーバーSUV、『X3』次期型がいよいよ開発スタートだ。プロトタイプの姿を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

第3世代となる現行型は2017年に発売、2021年には初の大幅改良を受け、直列4気筒、直列6気筒にマイルドハイブリッド技術を投入した。7年振りのフルモデルチェンジへ向け開発がスタートした次期型は、どのような進化を遂げるのか。

BMW X3 次期型プロトタイプ(スクープ写真)BMW X3 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

トレーラーから降ろされたプロトタイプは、ダミーパネルやプレースホルダーライトを装着しており、開発初期であることがわかる。注目はフロントエンドで、閉ざされたキドニーグリルの下に通気口が配置されている点だ。『4シリーズ』のように極端な巨大化がみられるかは不明だが、下方向に拡大されている可能性がありそうだ。細く釣り上がったヘッドライトも表情を大きく変えるだろう。スリムなコーナーエアインテークの上部にはランプを隠す円形の穴のようなものも確認できる。

側面からは緩やかに下降線を描くルーフラインが見てとれる。全長は拡大されているようだ。またCピラーは少し細くなっているように見え、ドアハンドルの位置も低くなっているなど、新設計によりかなり印象を変えるものとなるだろう。テールライトは仮のプレースホルダーが取り付けられ、ディティールを確認するのは困難だが、クワッドエキゾーストパイプがインストールされていることから、『X3M』の下位に配置される高性能モデル「X3 M40i」(新ネーム)であることが濃厚だ。

BMW X3 次期型プロトタイプ(スクープ写真)BMW X3 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

インテリアは、『iX』に似た最新のテクノロジーが詰め込まれたガラスコックピットを採用すると思われる。

パワートレインの詳細はまだ見えてこないが、プラグインハイブリッド、及びフルエレクトリックモデルをラインアップし、X3Mはガソリンと電気モーターによるハイブリッドを搭載し強力なパワーを提供してくれるはずだ。そして高効率な新エンジンと軽量化によって、燃料消費量、CO2排出量を低減させることになるだろう。

開発がスタートしたばかりのX3次期型。デビューは2024年まで待つことになりそうだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る