タイヤテストコースで国蝶のオオムラサキが羽化…住友ゴム工業

オスのオオムラサキ
オスのオオムラサキ全 8 枚

住友ゴム工業の市島工場(兵庫県丹波市)と岡山タイヤテストコース(岡山県美作市)で、蝶のオオムラサキの羽化が始まっている。同社が6月23日に発表した。オオムラサキは1957年に国蝶に選ばれ、現在は準絶滅危惧(NT)に指定されている。

【画像全8枚】

市島工場は工場内に建てたケージの中で、2007年からオオムラサキの育成に取り組んでいる。さらに2011年からは毎年、近隣の幼稚園や保育所の子どもを招待し、観察会を実施している。

2022年の観察会は6月17、20、23日に、近隣の認定こども園「あいいくの丘」と「いちじまこども園」の園児を招いて実施した。住友ゴム工業によると園児たちは、初めて見るオオムラサキに始めはこわごわとした様子だったが、慣れてくると目を輝かせ、きれいな蝶を熱心に観察していたという。

また、市島工場の持つオオムラサキの育成ノウハウを岡山タイヤテストコースに提供。2019年より協働でオオムラサキの育成に取り組んできたところ、今年は岡山タイヤテストコースでもオオムラサキの羽化に成功した。

大きな蝶にそっと触れる大きな蝶にそっと触れる

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る