BMWアルピナ『D4Sグランクーペ』日本導入…価格は1227万円 2023年

BMWアルピナ D4Sグランクーペ
BMWアルピナ D4Sグランクーペ全 28 枚

ニコルオートモビルズは、BMWアルピナの新型車『D4Sグランクーペ』を2023年初頭(予定)より日本市場に導入。予約受付を開始した。価格は1227万円。

D4Sグランクーペは、BMW『4シリーズ・グランクーペ』をベースに開発。最高出力355ps/最大トルク730Nmを発生する3.0リットル直列6気筒ディーゼルツインターボエンジンとマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、0-100km/h加速4.8秒、巡航最高速度270km/hを実現する。

BMW xDriveをベースとした4WDシステムは、トルクを前後のアクスルに可変配分。グランクーペのスポーティなキャラクターに合わせ、アルピナ独自のリヤ寄りの駆動力配分となっている。リヤには電子制御式アクティブLSDを標準装備。最適なトラクションを生み出し、特に横Gがかかるコーナリング時のドライビングダイナミクスを向上させている。

フロントのキャンバーは1.25°ネガティブに設定し、横方向への優れたダイナミクスを実現している。バリアブルダンパーコントロールはアルピナ独自のセッティングとし、フロントスタビライザーはBMWアルピナ 4シリーズに合わせて特別に開発。効果的にロールを抑え、横方向のダイナミクスにも対応する。ドライビングモードは、コンフォート、スポーツ、スポーツプラスの3つを用意。コンフォートでは高速域でのスムーズな直進安定性、2つのスポーツモードではダイレクトなレスポンスを特徴としている。

足元は20スポークの軽量鍛造20インチホイールとピレリの高性能タイヤ「P ZERO」の組み合わせ。ブレーキシステムはフロントが4ピストン固定キャリパーと395mm径ディスク、リヤはフローティングキャリパーと345mm径ディスクを組み合わせ、優れた制動力を発揮する。

エクステリアでは、フロントの大型キドニーグリル下とリヤに控えめなスポイラーをアクセントとして装着。スポーティかつエレガントな雰囲気としつつ、オーバル形状の4本出しテールパイプを備えるアルピナスポーツエキゾーストシステムがリヤビューを印象的なものとしている。ボディカラーはBMW社のオーダーメイドプログラム「Individual」から豊富なラインアップを提供。さらにBMWアルピナ専用のメタリックカラー、アルピナブルーとアルピナグリーンを用意する。

装備面ではシートヒーター、ステアリングホイールヒーティングなどのコンフォート機能も充実。可変スピードリミッター、クロストラフィックウォーニング&レーンチェンジウォーニングといった各種機能、さらにパーキング&ドライビングアシストが組み込まれたBMWドライビングアシストシステムも標準装備する。このほか、製造番号を刻印したアルピナプロダクションプレート、高品質なラヴァリナレザーで仕上げたステアリングホイールなどにより、ラグジュアリーなインテリア空間に仕上げている。


《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る