国土交通省は6月22日、交通事故による高次脳機能障害者が病院、事業者から地域での生活へ円滑に移行するためのサポートの取り組みに対して補助する事業を実施すると発表した。
高次脳機能障害者特有の症状として、社会的行動障害や記憶障害があるが、適切なリハビリテーションを受けることで社会復帰につながる可能性がある。頭部外傷を治療する病院や自立訓練を提供する事業所はあるものの、入院中は患者にとって守られた環境下での生活となるため、高次脳機能障害が目立たず、発見されないことがある。高次脳機能障害に理解のある事業所も少ないのが現状だ。
このため、高次脳機能障害の発見が遅れ、適切な自立訓練を受けられず、高次脳機能障害者が社会復帰できないケースも多い。
国土交通省では、自動車事故による高次脳機能障害者の社会復帰の促進を図ることを目的に、自立訓練(機能訓練・生活訓練)を提供する障害福祉サービス事業者のうち、高次脳機能障害に理解がある事業者が社会復帰を円滑に移行するためのサポートの取り組みに対して補助する社会復帰促進事業を実施する。
予算範囲内で国が事業の実施に要する費用を補助する。補助対象事業はネットワーク構築支援費、自立訓練提供支援費、地域連携支援費。
補助を希望する自立訓練事業所を6月22日から7月13日まで募集する。
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