ベントレー コンチネンタルGT 史上最速、「マリナーW12」発表…グッドウッド2022

W12気筒ターボは最大出力659ps

eLSDとエレクトロニック・オールホイール・ステアリング

約40万針のステッチをあしらったインテリア

ベントレー・コンチネンタル GT マリナーW12
ベントレー・コンチネンタル GT マリナーW12全 10 枚

ベントレー(Bentley)は6月23日、英国で開幕した「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、『コンチネンタルGTマリナーW12』を初公開した。

写真:ベントレー・コンチネンタル GT マリナー W12

◆W12気筒ターボは最大出力659ps

同車は、ベントレーの「コンチネンタル」シリーズと2ドアグランドツアラーの頂点に立つモデルだ。W12エンジンと「GTスピード」と共通のシャシーに改良を加え、これまでで最もパワフルかつ速く、最もダイナミックで、ラグジュアリーな『コンチネンタルGT』として登場した。

コンチネンタルGTマリナーW12には、直噴6.0リットルW12気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンを改良して搭載する。最大出力は、標準モデルのW12エンジンより24ps高い659psを獲得する。最大トルクは91.8kgmに据え置かれた。0~100km/h加速は3.6秒と、0.1秒短縮。最高速は335km/hに到達する。

エクステリアは、一部を専用仕上げとした。フロントには、新たに「ダブルダイヤモンド」のマトリックスグリルを採用する。同じシルバーとブラック仕上げのマリナーのロゴ入りフロントフェンダーベントも付く。これらの装備は、明るいクローム仕上げ、またはグロスブラックの「マリナー・ブラックライン」仕様のいずれかが選択できる。ドアを開けると、サテンシルバーまたはブラックのドアミラーカバーから、マリナーのウェルカムランプが足元を照らす。照明付きアウタードアシルには、「Mulliner」のロゴがあしらわれる。

ベントレー・コンチネンタル GT マリナーW12ベントレー・コンチネンタル GT マリナーW12

◆eLSDとエレクトロニック・オールホイール・ステアリング

「eLSD」は、リアアクスルにアクティブトルクベクタリングを可能にする。さらにブレーキシステムによるトルクベクタリングで微調整を行う。これらの技術により、ターンインが改善され、コーナー出口で高いトラクションが得られるという。

「エレクトロニック・オールホイール・ステアリング」は、「SPORT」モード時、「ベントレーダイナミックライド」とeLSDと組み合わせられ、リアホイールに最大4度のステアリングロックをかけて、俊敏性を実現する。

低速から中速では、後輪は前輪と逆方向に操舵され、素早い方向転換を支援し、軽快感が増す。ステアリングはよりシャープでクイックなレシオになり、それに比例してステアリングフィールも向上し、ドライバーにさらなる安心感を与える、と自負する。高速走行時には、後輪が前輪と同じ方向に操舵され、安定性を向上させるという。

ベントレー・コンチネンタル GT マリナーW12ベントレー・コンチネンタル GT マリナーW12

◆約40万針のステッチをあしらったインテリア

「マリナードライビングスペシフィケーション」を標準装備する。シート、ドアトリム、リアクォーターパネルに、「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」のキルティングが施されている。このキルティングを車内に施すには、約40万針ものステッチが必要。1つのダイヤモンドには712個のステッチが含まれ、その1つ1つがダイヤモンドの中心を指すように正確に並んでいる。この刺繍の工程を開発するだけでも、18か月を要したという。

シートには、マリナーのロゴが刺繍された。フロアマットは、インテリアの他のカラーテーマに合わせてマイクロパイピングで縁取られ、クロームのベントレーの「B」を象ったリテンションキャップを装備している。キャビンのルーフは全長にわたってインデントハイドで縁取られ、固定式ガラスルーフを選択した場合は、シートバックと同じスムースハイドで縁取られる。

ブライトリングの時計は、ブラッシュメタル仕上げ。センターコンソールは、精密な機械加工によってファセット・パターンを形成する独自の「ダイヤモンド・ミルド・テクニカル・フィニッシュ」で覆われた。その両側には、クローム・オーバーレイ付きのグランドブラック・ウォールナット・パネルが配置される。コンソールの中央にはブライトリングの時計がレイアウトされ、助手席側のパネルには車両のシルエットとマリナーのロゴがあしらわれた。ドアへと続くパネルは、控えめなベントレーの「B」モチーフで仕上げた、としている。

《森脇稔》

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