交通分野のデータ連携を高度化…実証実験を実施へ 国交省が方向性をとりまとめ

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国土交通省は6月27日、リアルタイムに変化する運行情報の動的なデータの連携・利活用の高度化を推進するための方向性をとりまとめたと発表した。

国土交通省は昨年12月、「交通分野におけるデータ連携の高度化に向けた検討会」を設置し、デジタルチケットやリアルタイムに変化する運行情報の動的なデータの連携・利活用の高度化に向けて、エリアやモードをまたいだシームレスな移動を実現する必要性や課題を整理してきた。

これまでチケッティングの連携高度化やリアルタイムデータの連携高度化とデータ連携高度化を後押しする基盤の方向性の観点から検討してきた。

今回、デジタル化進展段階の異なる事業者間でデータ連携の意義を共有し、連携高度化に向けたステップ及びステップを進める上で必要な措置を確認できるための対応などを整理して取りまとめた。これまでの議論を踏まえ、連携高度化の意義や留意点を「MaaS関連データの連携に関するガイドライン」に反映・改訂する。これによってデータ 連携高度化の方向性を2022年度に提示する。

また、関係広域に複数事業者が連携可能な一定のエリアやグループにおいて、データ連携基盤の実証事業を展開する。事業者や政府・自治体と協力し、広域に複数事業者が連携可能なエリアで2022年度に実証する予定。


《レスポンス編集部》

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