旧車好きが乗ってみたいEV、1位はポルシェ『タイカン』

ポルシェ・タイカン
ポルシェ・タイカン全 3 枚

旧車買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車好きに聞くEVに関するアンケートを実施。旧車好きが最も乗ってみたいEVはポルシェ『タイカン』だった。

近年、各自動車メーカーがEVモデルを発表し、電動化が加速。その一方、旧車の人気も高まっている。今回、旧車王では、旧車(2010年式以前)に興味のある男女167名を対象に、EVに関するアンケート調査を実施した。

まず、将来的にEVに乗りたいと思うかを聞いたところ、「旧車に乗り続けたい」(46.1%)、「わからない」(29.3%)、「将来的にはEVに乗りたい」(24.6%)という結果になった。旧車好きはやはり将来的にも旧車に乗り続けたいという人が多いようだ。しかし、わからないと回答している人も多く、今後旧車好きも惹かれるようなEVが出てくれば検討する可能性があるのかもしれない。

次にEV化した旧車に乗ってみたいかを聞いたところ、「いいえ」が58.7%、「はい」が31.1%、「わからない」が10.2%という結果だった。旧車をEV化することで、もともとのエンジンがモーターになるため、旧車の味が失われてしまうと考える人が多いようだ。しかし、「はい」と答えた人も31.1%いることから、旧車をEV化したものに興味がある方も一定数いることがわかった。旧車のEV化は費用もかかることからまだ一般的ではないが、今後EVの普及につれ選択肢の1つとして広まっていくかもしれない。

最後に旧車好きに乗ってみたいEVについて聞くと、最も多かった回答は「なし」(47.3%)だった。2位はポルシェ『タイカン』(8.4%)。世界屈指のスポーツメーカーが出した初の100%電気自動車ということで、気になっている人も多いようだ。3位はシンプルでかわいらしいコンパクトEV『ホンダe』(4.8%)。欧州への供給に力を入れているモデルのため、日本ではあまり走っている姿を見ないが、それも乗ってみたいと思う理由のひとつかもしれない。以下、4位はアウディ『e-tron』(4.2%)、5位はトヨタ『bz4x』(3.6%)という結果になった。


《纐纈敏也@DAYS》

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