JR西日本は7月8日、キハ187系特急型気動車の一部部品が落下、消失したと発表した。
同車は、山陰本線の特急『スーパーまつかぜ』、因美線・智頭急行の特急『スーパーいなば』、山口線の特急『スーパーおき』で運用されているが、落下、消失が確認された車両は『スーパーまつかぜ』『スーパーおき』の鳥取・米子方に連結されているキハ187形1005号(キハ187-1005)。

7月7日17時9分頃、後藤総合車両所(鳥取県米子市)運用検修センターでの車輪交換作業の際に、後位床下に取り付けられている横揺れを吸収する「左右動ダンパ」と呼ばれる部品がなくなっていたことが判明した。
JR西日本では5月9日~7月3日、鳥取~新山口間の『スーパーおき』での運用中に発生したと見ており、現在、捜索が行なわれている。原因は調査中。
