BMWグループ世界販売13%減、4シリーズ は52%増 2022年上半期

BMW 4シリーズ・グランクーペ 新型
BMW 4シリーズ・グランクーペ 新型全 3 枚

BMWグループ(BMW Group)は7月8日、2022年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。BMWなど3ブランドの総販売台数は、116万0443台。前年同期比は13.3%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

ブランド別の上半期実績では、BMWブランドが101万6541台を販売した。前年同期比は13.7%減と2年ぶりに前年実績を下回っている。

グループ全体の上半期市場別実績は、中国を含めたアジア全体が、前年同期比14.7%減の49万3988台とマイナスに転じた。このうち、中国の上半期実績は、前年同期比18.9%減の37万8727台と、2年ぶりに前年実績を下回った。

日本は上半期、1万4049台を販売した。前年同期比は26.3%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。米国は上半期、前年同期比10.3%減の16万4626台と2年ぶりのマイナス。欧州は43万3989台を販売し、前年同期比は13.9%減と2年ぶりに前年実績を下回った。このうち、ドイツは12万4350台。前年同期比は12.4%減とマイナスに転じた。

上半期の車種別の世界販売実績では、『4シリーズ』が5万8805台を売り上げた。前年同期に対して、52.1%増と伸びている。

BMWグループの2021年の世界新車販売台数は252万1525台。前年比は8.4%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。全販売台数252万1525台のうち、BMWブランドは221万3795台だった。前年比は9.1%増と、2年ぶりのプラスとなった。


《森脇稔》

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