マセラティ史上初のフルEV『グランツーリスモ フォルゴーレ』の驚異的スペックとは

マセラティ初のEV『グラントゥーリズモ フォルゴーレ』(スクープ写真)
マセラティ初のEV『グラントゥーリズモ フォルゴーレ』(スクープ写真)全 14 枚

マセラティは現在、2ドアスポーツカー『グランツーリズモ』次期型を開発中だが、そのフルエレクトリック(EV)バージョンとなる、『グランツーリズモ フォルゴーレ』のプロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

同社は3月、電動化に特化したブランド「フォルゴーレ」(イタリア語で稲妻)のモデル展開や販売計画を発表したが、その第一弾となるのがグラントゥーリズモだ。

マセラティ初のEV『グラントゥーリズモ フォルゴーレ』(スクープ写真)マセラティ初のEV『グラントゥーリズモ フォルゴーレ』(スクープ写真)

ニュルブルクリンク周辺で捉えたプロトタイプは、ディティールをカモフラージュ。そのエクステリアは、2022年末までに公開予定の内燃機関(ICE)版グラントゥーリズモと同じく、長いフード、筋肉質のリアハンチ、目立つリアディフューザーが確認できる。

後部には、『MC20』から受け継いだデザインのLEDテールライトの一部が見てとれるほか、足回りには赤いブレーキキャリパーを装着。ICEモデルでは、左側リアフェンダーにガソリン用の丸い燃料キャップがあったが、このプロトタイプでは運転席側のテールライトの下には充電ポートが配置されている。

マセラティ初のEV『グラントゥーリズモ フォルゴーレ』(スクープ写真)マセラティ初のEV『グラントゥーリズモ フォルゴーレ』(スクープ写真)

また内部には、ロールケージが装着され、バケットシートを装備していることが見える。

「ラグジュアリー市場で最も低いフルエレクトリック」になると語られているグランツーリズモ フォルゴーレ。予想されるスペックは、最高出力1200ps以上を叩き出すトリプルモーターを搭載、0-100km/h加速が3秒未満という驚異的数値だ。同ブランドが「世界初の電動高級スポーツカー」と称するグラントゥーリズモ フォルゴーレは、マセラティの歴史を変えることになるだろう。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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