スマホをヘッドアップディスプレイに表示…CarPlay、AndroidAutoが利用できる

スマホをワイヤレス接続してCarPlay、AndroidAutoが利用できる車載用ヘッドアップディスプレイ「HUD-2023」が新登場
スマホをワイヤレス接続してCarPlay、AndroidAutoが利用できる車載用ヘッドアップディスプレイ「HUD-2023」が新登場全 13 枚

ネオトーキョー株式会社から、スマホをワイヤレス接続してCarPlay、AndroidAutoが利用できるようになる、車載用ヘッドアップディスプレイ「HUD-2023」が新登場。価格は44,800円(税込)で7月15日から同社サイトにて予約販売が開始されている。製品は9月末の発送を予定。

「HUD-2023」は、2019年発売のヘッドアップディスプレイ初号機「HUD-2020」の次世代機で、新たにスマホとのワイヤレス接続を実現している。エンジン始動と同時にヘッドアップディスプレイが起動、自動でスマホへワイヤレス接続しCarPlay、AndroidAutoを表示する。対応スマホは幅広く、iPhoneであれば5以降に対応(Androidは11以降に対応)。電源はシガーソケットを利用し、ダッシュボードに設置するだけで、ほとんどの車でCarPlay、AndroidAutoを使用できるようになる。CarPlayではApple純正マップ・グーグルマップ・Yahoo!カーナビやカーナビタイムなどのサードパーティ製アプリも使用可能(AndroidAutoのはグーグルマップのみ)。

また、新開発された標準装備の無線ダイヤルリモコン(2.4GHz、技適取得済)を利用すれば、運転中にスマホがポケットに入っていたとしても取り出したりせずに、Siriなどの音声アシスタントをリモコンのボタン一つで立ち上げることが可能となっている。

さらに前製品で人気だったFMトランスミッタも健在。スマホの音楽をFMラジオとして聴くことができるほか、より安定した高音質を聞きたいユーザー向けに3.5mmオーディオ出力(有線接続)も装備。

スクリーンは大型アクリル製で、TFT液晶からプロジェクターのように画面が拡大投影され、運転視界に半透明状態でオーバーレイ表示する。投射スクリーンは凹面鏡のように少したわんだ形状になっているため、映像は実際の距離よりも遠くに位置しているように見え、目の焦点を道路にあわせたままでもスクリーンの情報を読み取りやすくなっている。光量センサーを本体に装備しているので、環境に合わせて表示の明るさを自動的にコントロールし、昼でも夜でもトンネルでも見やすい表示を実現している。凹面鏡効果により、運転席以外からは画面が見えづらく、プライバシー保護も対策されている。

車載用ヘッドアップディスプレイ「HUD-2023」
価格:44,800円(税込)
本体サイズ(スクリーン、台座含む):150x150x55mm
台座サイズ:130x140x15mm
スクリーンサイズ:150x76x3mm
シガーソケット電源ケーブル長:1.8m
本体動作電圧:12V-24V
シガーソケット電源ケーブル出力:12V/1.5A
スマホ接続USBポート給電出力:0.5A
動作温度:摂氏0-75度
スクリーン:TFTプロジェクション式
スクリーン解像度:480x240
FMトランスミッタ周波数:任意に設定可 ※シガーソケット電源ケーブルがFM出力用アンテナを兼ねています
FM音声:ステレオ
リモコン周波数:2.4GHz(技適取得済)※受信機は本体内に内蔵
リモコン電池:CR1632
スマホとのワイヤレス接続:Bluetooth+Wifi(技適取得済)
※当製品はFMトランスミッタに電波を使用していますが、総務省の定める微弱無線局の基準以下(第三者機関で検証済)のため使用には免許、技適不要です。(参考:総務省 微弱無線局の規定)
内容物:HUD本体、1.8mシガーソケット電源ケーブル(FMアンテナ内蔵)、スクリーン保護クロス、リモコン、リモコン取付用ラバーバンド、リモコン用電池(テスト用)、制振用EVAスポンジ、マニュアルURL案内書※+保証書
※当製品のマニュアルはオンラインで提供され、随時更新を行っていきます。

スマホをワイヤレス接続してCarPlay、AndroidAutoが利用できる車載用ヘッドアップディスプレイ「HUD-2023」が新登場

《編集部》

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