京阪の5扉車、カットモデルを展示…座席昇降も可、1970年デビュー時の姿に 2023年春

半車のみ保存展示が決まった5000系5551号。
半車のみ保存展示が決まった5000系5551号。全 8 枚

京阪電気鉄道(京阪)は7月28日、初の5扉車で2021年9月に引退した5000系のうち、5551号を2023年春から KUZUHA MALL(大阪市枚方市)の「SANZEN-HIROBA」で展示すると発表した。

「SANZEN-HIROBA」での5551号(手前)展示イメージ。奥はオープン時から展示されているかつての「テレビカー」旧3000系。「SANZEN-HIROBA」での5551号(手前)展示イメージ。奥はオープン時から展示されているかつての「テレビカー」旧3000系。

ただし、展示車は車体を半分にしたカットモデルで、内外装を1970年にデビューした当時に復刻。5扉車ならではの座席昇降も可能な状態にされる。

1970年にデビューした当時の5000系。5551号はこのイメージに復刻される。1970年にデビューした当時の5000系。5551号はこのイメージに復刻される。

なお、京阪ではこの5000系にちなみ8月20・21日12時~14時40分に寝屋川車庫(大阪府寝屋川市)で撮影会や座席昇降実演を行なう。各日30人を募集し、参加費用は8000円。申込みは8月15日23時59分まで京阪ECサイトの「e-kenet マーケット」で受け付けている。

展示される5551号ではこのような座席昇降も可能。展示される5551号ではこのような座席昇降も可能。

さらに8月27・28日10時50分~12時40分には小学生を対象にした5000系車両体験イベントも実施される。こちらは各日20人を募集し、参加費用は保護者と2人1組で3000円。申込みは8月15日23時59分まで京阪ウェブサイトの特設ページで受け付けている。

このほか、車両部品の販売も予定されているが、こちらは10月中旬以降に詳細が発表される。

旧3000系が展示されている「SANZEN-HIROBA」。旧3000系が展示されている「SANZEN-HIROBA」。
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《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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