キャタピラーが大型油圧ショベル2機種を発売、フォーカスは生産性

キャタピラーCat 336
キャタピラーCat 336全 2 枚

キャタピラージャパンは7月28日より、次世代油圧ショベルのCat『336』および『340』の販売を開始した。新型の企画では、生産性・耐久性の向上やオペレーティングスコストの低減などにフォーカスした。336は従来の『336GC』、340は『336』旧型の後継機となる。

[写真:キャタピラーCat 340]

新型は、土木や砕石場など、様々な現場で稼働するため、現場に合った下部走行帯やカウンタウエイトなどが選択できるようになった。標準装備のCatペイロード計量システムは、バケット掘削量とトラック積込み量をリアルタイムに計量・記録し、過積載や過少積載も予防できる。

新型336、340の主な特長として、生産性の向上がある。従来機と比較してエンジン馬力を336では13%、340では10%向上した。340では下部走行帯の選択肢を拡げ、掘削性能や安定性が増すことで生産性向上に寄与する。キャタピラージャパンによると、これらの特長により生産性は、従来型比で、336は最大13%、340は10%の向上が実現したという。

砕石や鉱山での積込みや大型土工工事で要求される耐久性に応えるため、アーム、ブーム、スイングフレーム、カーボディ、トラックリンク、シリンダ、作業機板厚の耐久性を強化した。ボトムガード、スイベルガードを標準装備した。

キャタピラーCat 340キャタピラーCat 340

新型336、340はCatペイロード計量システム(Cat Production Measurement、CPM)をはじめとするCatConnectテクノロジを標準装備する。CPMは、ブーム・アームを停止させることなく、持ち上げ旋回中に積荷の重さを計測することが可能だ。過積載や過少積載の予防に貢献し、現場での原石の生産性を管理できる。データはキャブ内のモニタからUSBにダウンロード可能。

安全については、作業範囲を制限する「E-フェンス」を搭載し、設定した角度に近づくと旋回の動きを自動停止する。これにより、旋回による接触や衝突のリスクを低減する。フロント作業機の作業範囲を制限する機能もある。また、旋回操作を往復するような作業で旋回が自動的に停止する「旋回アシスト」機能もあり、停止前の減速で荷こぼれを防止する。

「プロダクトリンク」や「VisionLink」(ビジョンリンク)を利用することで、車両の位置や状態を把握して管理できる。燃料消費量やアイドリング時間の分析によるコスト削減も可能となる。前述のCPMの積載データ管理もプロダクトリンクで行なえる。

排ガス規制は、2機種ともにオフロード法2014基準に適合している。

標準販売価格(販売標準仕様、工場裸渡し、消費税税別)は、336が3972万2000円、340が4669万9000円となっている。

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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《高木啓》

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