行けるところまで行ってみよう…スバル レガシイB4 後編[カーオーディオ ニューカマー]

行けるところまで行ってみよう…スバル レガシイB4 後編[カーオーディオ ニューカマー]
行けるところまで行ってみよう…スバル レガシイB4 後編[カーオーディオ ニューカマー]全 8 枚

高音質なナビやサブウーファーを導入して一定の高音質を得た佐藤さん。しばらくはその音に満足していたが、次なるシステムアップとしスピーカー交換に着手。北海道のAUDIO.VISUAL.SECURITY FISTに相談して絶好のスピーカーシステムを見つけ出した。

◆さらに高音質化を目指してシステムアップ
スピーカーにはデビュー直後のPRSをチョイス

高音質化の一環としてサイバーナビXシリーズの導入、さらにはサブウーファーとしてTS-W252PRSを設置し、サウンド面では一定の高音質化を果たし、すっかり満足していたオーナーだった。

「この状態で1年程度は楽しんでいたんです。車内のサウンドにも十分満足していてドライブも快適でした。でも1年ぐらい経った頃に“もっと上の音ってあるのかな?”と思ったんです。ここまで来たなら行けるところまで行ってみようと決意しました」

こうして次なるグレードアップをショップで相談開始。さらに上の音を目指すなら、スピーカーの交換が効果的だと指摘される。

「その時ちょうどカロッツェリアから新しいスピーカーであるPRSシリーズが出たことも知りました。好きなブランドでもあるし、交換には絶好のタイミングだと思いました」

こうしてTS-Z900PRSの導入を決定。ツイーターとミッドレンジがひとつのユニットの収まるCSTドライバーと呼ばれる独自の構造を持つこのスピーカー、3ウェイシステムながらサイバーナビXシリーズの内蔵アンプでもコントロールできる点も魅力だった。

「PRSの詳細を見たんですが、やり過ぎていないユニットだったのも好みでした。取り付けもシンプルでなおかつカッコ良くして欲しいとオーダーしました」

◆スピーカー交換でこれまで味わったことがない
中域を豊かに表現する充実サウンドを体験

ミッドバスはドアにアウターバッフルで取り付け、ツイーターはAピラーにビルトインするインストールスタイルを採用。いずれも純正内装に合わせたカラーリング&デザインで違和感なく内装にフィットさせた。取り付けが完成すると早速試聴を実施。

「スピーカー交換が完成してショップに行き、そこで初めて音を聴いたんです。すると従来の愛車の音とはまったく異なっていて、イベントなどで聴くハイエンドなオーディオカーで鳴っている、いわゆるハイファイなサウンドになっていました。ついに自分のクルマもかなりレベルの高い音になったな~と実感しました」

サウンドの細部を聴き込むと、これまで望んでいた音の方向性とは異なる高音質ぶりを感じることになる。

「それまでオーディオに求めていたのは高音と低音がはっきりと出ているサウンドでした。中域が出過ぎるとクリア感が薄まると感じて、高域/低域に対して中域は二番手に見ていたんです。しかし今回、スピーカーを交換して音を聴くと低/中/高域がすべてバランス良く聴こえているんです。中域もしっかりと鳴っていて芯がある音に仕上がっていました。それでいてすごく良い音なんです。こんな音があったんだ! と嬉しくなりました」

サブウーファーとのつながりも更に良くなり、全体の音の一体感も高まったという。音の深みがより強調され、心地良くなおかつカッコ良いサウンドへと進化したことを感じたオーナー。スピーカー交換が大成功だったことを最初の試聴で体験している。

◆数度に渡るシステムアップで音の進化を経験
自分好みの音を知り目標の音の方向性も見定める

これまで自分のペースを崩さず無理せず少しずつステップアップをしてきた佐藤さん。そのたびに音の進化を感じて楽しんでいる。

「何度かに分けてシステムを変更してきたので音の違いがそれぞれわかったのが良かったです。その中で自分の好きな音や望んでいる音の方向性もわかってきたのも収穫でした。今思うと一気にシステムを組むよりも、この方が満足度が高いと思っています」

通勤やプライベートでフル活用しているレガシイB4。オーディオを組んでからもプライベートではかなりのロングドライブもこなす。レガシイの中でもターボエンジン搭載車をこよなく愛するオーナー。オーディオ同様、クルマの走りのフィーリングにもかなりこだわっている。

「気が向けば積丹半島方面まで4~5時間ドライブすることもあります。ワインディングを走るのも大好きです。ドライブの間に高音質なオーディオがあるのはすごく良いです、ドライブが更に快適になった感覚があります。仲間とドライブに行く際にもトランクの積載スペースも確保されているので実用面でも満足しています」

着実に高音質化のシステムアップを積み重ねてきた佐藤さん、現在さらに上を目指して検討中なのが外部アンプの追加。次なるテーマは“音の厚み”。外部アンプの導入がどこまで効果があるのかを実践してみたくて次なる計画を練っている最中だという。

まだまだ自分好みの音にする愛車のオーディオグレードアップは進行形だ。今後の音のレベルアップが楽しみなクルマだ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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