エンジン不正の日野…経産省が事実関係の究明を指示、サプライヤー支援を検討

日野レンジャー
日野レンジャー全 1 枚

経済産業省は8月2日、日野自動車に対して、排出ガス・燃費性能試験に関する不正行為について事実関係の究明や顧客・取引先への適切な対応、対外的な説明、原因の徹底究明と再発防止策の実施を改めて指示したと発表した。

日野は排出ガス・燃費性能試験における不正行為についての調査結果の報告書を経済産業省に提出した。報告の中で、今年3月4日に報告があった以外にも、過去に生産していたものを含めトラック・バス用エンジンと建設機械向けのエンジンについて、型式指定申請時に不正行為があり、一部は排出ガス基準や燃費のカタログ値を満たしていなかったとしている。

これを受けて経済産業省は日野に対して事実関係の究明、情報提供など顧客・取引先への適切な対応、問題の経緯や今後の対応についての十分な対外説明、原因の徹底究明と再発防止策の実施を指示するとともに、事実関係については速やかに報告するよう求めた。

また、建設機械等メーカーに対しては不正のあったエンジン搭載済みの建設機械について、オフロード法の趣旨に則り、ユーザーに対して丁寧な対応や説明に努めるよう指導した。

経済産業省では、日野が不正のあった車両の生産停止で影響を受けるサプライヤーを速やかに調査し、必要な対策について検討するとしている。


バットマン ビギンズ(吹替版)
¥1,528
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る