エンジン不正の日野…経産省が事実関係の究明を指示、サプライヤー支援を検討

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経済産業省は8月2日、日野自動車に対して、排出ガス・燃費性能試験に関する不正行為について事実関係の究明や顧客・取引先への適切な対応、対外的な説明、原因の徹底究明と再発防止策の実施を改めて指示したと発表した。

日野は排出ガス・燃費性能試験における不正行為についての調査結果の報告書を経済産業省に提出した。報告の中で、今年3月4日に報告があった以外にも、過去に生産していたものを含めトラック・バス用エンジンと建設機械向けのエンジンについて、型式指定申請時に不正行為があり、一部は排出ガス基準や燃費のカタログ値を満たしていなかったとしている。

これを受けて経済産業省は日野に対して事実関係の究明、情報提供など顧客・取引先への適切な対応、問題の経緯や今後の対応についての十分な対外説明、原因の徹底究明と再発防止策の実施を指示するとともに、事実関係については速やかに報告するよう求めた。

また、建設機械等メーカーに対しては不正のあったエンジン搭載済みの建設機械について、オフロード法の趣旨に則り、ユーザーに対して丁寧な対応や説明に努めるよう指導した。

経済産業省では、日野が不正のあった車両の生産停止で影響を受けるサプライヤーを速やかに調査し、必要な対策について検討するとしている。


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《レスポンス編集部》

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