次世代MINI、クロスオーバーEV登場へ…『コンセプト・エースマン』[詳細写真]

MINI コンセプト・エースマン
MINI コンセプト・エースマン全 20 枚

MINIは7月27日、次世代クロスオーバーEVのスタディモデル『コンセプト・エースマン』(MINI CONCEPT ACEMAN)を欧州で発表した。

コンセプト・エースマンは、MINIが近い将来、プレミアム小型車セグメントに投入する新型EVを示唆したコンセプトカーだ。MINIにとって、初のクロスオーバーEVになる。また、この新型EVは、MINIの現行ラインナップでは、ハッチバックと『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』に相当)の間に位置するという。コンセプト・エースマンのボディサイズは、全長4050mm、全幅1990mm、全高1590mmだ。

コンセプト・エースマンには、次世代のMINIファミリーに導入する予定の新しいデザイン言語を初めて採用した。フロント中央のラジエターグリルエレメントは、周囲を明るい表面で囲み、従来の六角形から八角形に変化した。イルミネーテッドサラウンドがアクセントになっている。ライトグリーンの色調のLEDコンターライトは、昼夜を問わず、ユニークで印象的な光を創出するという。「ユニオンジャック」のデザインは、ブランドの英国のルーツを示すものとして、テールライトのグラフィックやルーフラックに用いられた。

エクステリアのライトショーには、センサーを用いたアニメーション、「MINIコンパニオン」が含まれている。コンセプト・エースマンに人が近づくと、車両前方の光の雲によって追跡され、近づくにつれて光が明るくなる。同時に、車外のスピーカーからは、車両と乗員との距離に音量が連動して、インタラクティブなサウンドが流れる。

車両のロックを解除すると、グリル表面のマトリクスLEDユニットによって、英国国旗の「ユニオン・ジャック」の図柄が表示される。同時に、グリルエレメントの周囲が光り、右ヘッドランプのLEDマトリクスが親しみをこめてウィンクする。車内でのドライビング体験を個別化・個性化する新たな可能性を生み出すために、「エクスペリエンス・モード」を採用した。エクスペリエンス・モードは、セントラル・インターフェース・パネルと車内投影を通じた特定の表示と色の世界を演出するもので、これと調和したサウンドを組み合わせている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る