防災で活躍する電動アシストホースカーなど4製品出展へ、ヤマハ発動機…RESCUE EXPO in 立川

ヤマハ発動機ブース
ヤマハ発動機ブース全 6 枚

ヤマハ発動機ヤマハモーターパワープロダクツヤマハモーターエンジニアリングの3社は、8月25日・26日にアリーナ立川立飛(東京都立川市)隣接の特設会場で開催される「RESCUE EXPO in 立川」に共同出展する。

RESCUE EXPOは、消防隊員らが救助技術を競い合う「全国消防救助技術大会」と共催の防災展示会。救助技術大会の歴史紹介や消防・防災に係わる広報を実施するとともに、「消防・防災・救助」に係わる資器材や技術、最新の情報を展示する。

ヤマハ発動機グループのブースでは、電動アシストホースカー、洪水・水難救助艇、発電機、四輪バギー車を出展する。昨年の危機管理産業展に引き続き、出展テーマは「PLAY SURVIVE 遊んで 備える」。自主・コミュニティへの防災提案として、機動的・効率的に活動が行える同社製品の認知を広げるとともに、いつでも機材が使えるよう、正しく安全に操作する体験機会を提供する。

電動アシストホースカー(コンセプトモデル)は、消防活動の迅速化・省人化・効率化への寄与を目的とした機材。軽量ながらもパワフルなモーターアシスト、アシスト力の自動制御機能、大径タイヤにより、操縦がしやすく、迅速・確実な消火活動をサポートする。

洪水・水難救助艇「RS-13」(コンセプトモデル)は、洪水災害における救難活動を目的としたボート。運用の現場から声を集め、救助や避難など目的に合わせた仕様の提案を経て、最適な機能・性能をパッケージした。全長約4mのコンパクトな設計ながら乗船定員は最大6名。操安性を追求した運動性能や、開閉式フロントゲートにより、船首からも乗降可能な高い現場対応力を備えている。

発電機「EF1800iS」「EF900iSGB2」(コンセプトモデル)は、レジャーシーンや非常用のバックアップとして「誰でも・いつでも使える発電機」を目指して開発。始動のしやすさや、明かりのない場所でも操作しやすい畜光塗料のグラフィックなど、随所に災害時を想定した工夫を加えている。

「Wolverine RMAX4」(参考出展)は、オフロードでの走破性を追求した4名定員の四輪バギー。北米市場では主にレクリエーションシーンで親しまれている製品だが、災害時や救難現場での活用の可能性を模索するため、参考出品車両として展示する。様々な路面環境での使用を想定し、2気筒999cc高トルク出力エンジン、エンジン特性モード切替機能を備えている。


《纐纈敏也@DAYS》

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