テスラのEVトラックの納車開始、『セミ』は2022年内&『サイバートラック』は2023年

テスラの電気トラック、セミ
テスラの電気トラック、セミ全 6 枚

テスラ(Tesla)のイーロン・マスクCEOは8月10日、同社初のEVトラックの納車開始時期を明らかにした。『セミ』は2022年内から、『サイバートラック』は2023年からになるという。

セミは、トレーラーの牽引に用いられるトレーラーヘッドのEVだ。電動パワートレインには、テスラのEVセダン、『モデル3』用がベースのモーターを4個、リアアクスルに独立して搭載する。0~96km/h加速は5秒と、同クラスのディーゼルトラックの15秒に対して、大幅な性能向上を可能にしている。

1回の充電での航続は、およそ483~805km。新開発の急速チャージャーを利用すれば、およそ640km走行分のバッテリー容量を30分で充電できる。

一方、サイバートラックは、ピックアップトラックの実用性とスポーツカーの性能を備えた設計が特長になる。デザインは、従来のピックアップトラックとは全く異なり、非常に斬新だ。真横から見ると、三角形に見えるデザインとした。また、ヘッドライトとテールランプは、それぞれ横一列につながっている。

サイバートラックには、耐久性と乗員保護性能を追求した強固なボディシェルを導入する。すべてのコンポーネントには、高強度の冷間圧延ステンレス鋼を使用した。装甲ガラスも採用されており、優れた強度と耐久性を備えている。テスラによると、ボディはほぼ貫通不可能という。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る