ファッションPPF=ペイントプロテクションフィルムに新たなラインナップ

【PPF特集】STEK PPF/カラバリも豊富な“ファッションPPF”に新たなラインナップ
【PPF特集】STEK PPF/カラバリも豊富な“ファッションPPF”に新たなラインナップ全 3 枚

愛車に長く乗り続けるユーザーが増えている昨今、車のボディ塗装面を保護するための「ペイントプロテクションフィルム(PPF)」の施工が注目を集めている。

PPFは、車を日常的に使う際に起きる傷や飛び石による被害、洗車時についてしまうスクラッチ傷などから塗装面を守る約150μm(0.15mm)~200μm(0.20mm)の厚みを持つフィルムで、近年では各ブランドで、色味、平滑性、防汚性能、自己修復など、特徴を持った製品を開発している。

そんな中、透明クリアタイプのプロテクションフィルムはもちろんのこと、自己修復機能・疎水性を備えた標準的なクリア・マットタイプのほか、黒・赤・白・色付き・カーボンなどの柄付き “ファッションPPF” でおなじみのSTEK(エステック)から、カラープロテクション・パターンプロテクションのDYNOシリーズに新たなラインナップが登場した。

画像左から「ダイノフォージドカーボンブラック」「ダイノフォージドカーボンレッドワイン」「ダイノフォージドカーボンメタル」「ダイノカモブラック」「ダイノカモグレー」

PPFの目的は、前述した通り、自動車を日常生活で使う中でどうしても付いてしまう、防ぎようのないキズや汚れなどから塗装面を保護することにある。原料は、ラッピングフィルムがポリ塩化ビニール(PVC)なのに対して、PPFは熱可塑性のポリウレタン樹脂でできたフィルムとなっている。

PPFは太陽光が当たった時の表面温度(目安は60度ほど)で、傷ついた部分が自己修復する機能を持っており、深い傷でない限り、元通りに戻る。同社のDYNOシリーズは疎水性とセルフヒーリングを有するトップコートを備えており、ウォーターマークや排気ガス、油分からの優れた防汚性や高い耐衝撃性能を発揮。中でも同社の “ファッションPPF” は保護とデザイン変更を兼ね備えた質感や、なりたい外装に合わせて多種類から選択できるカーカスタムを広げる新しいスタイルとなっている。

需要広がるWPF(ウィンドウプロテクションフィルム)

同社で2021年から販売を開始しているウインドウプロテクションフィルム(WPF)も、カメラやセンサーの脱着を伴うガラス交換の費用高騰を一因に存在感を増し、需要が広がっている。

従来のWPFは、PET基材が主流で施工の際に熱成形が必要となり、施工難易度・施工時間・フィルム損失のリスクなどが加わり、施工相場も高かった。一方で同社のダイノウインドウシールド「DYNOFLEX」は、ウレタン製のWPFで、高い衝撃性能を誇り、可視光線透過率90%と透明度が高く、視認性を妨げることなく飛び石などからフロントガラスを保護し、撥水性能や軽微な表面傷を修復するセルフヒーリング機能も有している。費用的にも時間的にもコストを抑えることができ、リスクの低下、施工性の向上などから、WPF市場に新たな広がりを見せている。

【PPF特集】STEK PPF/カラバリも豊富な“ファッションPPF”に新たなラインナップ

《カーケアプラス編集部@松岡大輔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る